奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

鏡作神社 御田植祭 2017

御田植祭おんだ祭)は、新春から初夏の田植前に全国各地で行われている五穀豊穣を祈る行事。田原本・鏡作神社おんだ祭は「お田植舞」「豊年舞」が奉納されることや「牛追い」(馬子、牛男2人)が出て農耕をするのが特徴といえるでしょう。

稲苗として(多くのおんだ祭で見られるように)松苗が使われます。苗植えのあと、松苗とともに田んぼの砂を「雨や~」と叫んで撒き散らします。砂を慈雨に見立てたり、牛が暴れるほど豊作だとか、豊穣を期待する心情が豊かに感じられるおんだ祭です。

最後は賑やかにご供まきで終了します。(説明は簡単にしましたので、詳しくは下記の関連記事をご参照ください。)

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・鏡作神社 御田植祭 2012 
 ・鏡作神社 御田植祭 2010
 ・鏡作神社 御田植祭 2007



鏡作神社 御田植祭1
お田植舞=撮影:2017/2/19 奈良・磯城郡田原本町八尾


鏡作神社 御田植祭2
豊年舞 (実った稲を鎌で刈り取る所作が踊りに)=撮影:2017/2/19 奈良・磯城郡田原本町八尾


鏡作神社 御田植祭3
豊年舞 (実りに感謝の所作、2人のペアで踊る)=撮影:2017/2/19 奈良・磯城郡田原本町八尾


鏡作神社 御田植祭4
畦踏み (畦の補強。おんだ祭に組み入れられているところは珍しい)=撮影:2017/2/19 奈良・磯城郡田原本町八尾


鏡作神社 御田植祭5
籾種播き=撮影:2017/2/19 奈良・磯城郡田原本町八尾


鏡作神社 御田植祭6
暴れる牛に手こずる牛使い=撮影:2017/2/19 奈良・磯城郡田原本町八尾

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  1. 2017/02/21(火) 10:29:21|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

長谷寺 だだおし 2017

鬼が暴れ 火の粉が飛び散る勇壮な鬼追いの儀式

修二会(十一面観音悔過法要)7日間の最終日に行われる追儺会。本堂内を暴れまわる赤・青・緑の鬼3匹が牛玉札(ごおうふだ)を持つ僧侶たちに堂外に追われ、大松明とともに本堂の回りを威嚇して歩き回ります。最後は法力によって退散させられる迫力満点の鬼追いの儀式。

「だだおし」は福を呼ぶと同時に、春を迎える伝統行事として大和の代表的な火祭りのひとつとして知られます。ほかに五條・陀々堂の「鬼はしり」、東大寺二月堂の「お水取り」、薬師寺の「鬼追い式」などが有名ですね。

名称の由来など、過去の記事で説明しました。併せてご覧いただければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・長谷寺 だだおし 2016
 ・長谷寺 だだおし 2015
 ・長谷寺 だだおし 2014
 ・念仏寺陀々堂 鬼はしり 2017
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) お松明 2016
 ・薬師寺 花会式(修二会) 神供と鬼追い式 2016



長谷寺 だだおし1
法螺貝や太鼓の大音声とともに、ひときわ大きな面の赤鬼
が登場=撮影:2017/2/14 奈良・桜井初瀬


長谷寺 だだおし3
威嚇する緑鬼=撮影:2017/2/14 奈良・桜井初瀬


長谷寺 だだおし2
すれ違いざま、にらみ合う青鬼と緑鬼=撮影:2017/2/14 奈良・桜井初瀬


長谷寺 だだおし4
すれ違う2本の松明、国宝の本堂を焦がさんばかりに火の粉を飛び散らす=撮影:2017/2/14 奈良・桜井初瀬

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  1. 2017/02/17(金) 14:32:41|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

江包・大西のお綱祭り 2017

奇祭として知られる「お綱はんの結婚式」

江包(えっつみ)と大西(桜井市)の両地区合同で行われる豊作と子授け祈願の行事。古くからある田遊び祭りの一種で、豊作をあらかじめ祝う儀式とされます。旧暦の正月10日に行われていましたが、現在は2月11日に変更になっています。

あらかじめ江包の春日神社で男綱を、大西の市杵島神社で女綱を作り(こちら)、祭礼当日、それぞれの区内を巡りながら素盞鳴(すさのお)神社に向かいます。途中、相撲場(泥田)で綱の尾を土俵にして相撲をとり、泥がつくほど豊作になるといわれ男衆は泥まみれ。

女綱が素盞鳴神社に着くと、仲人役(大西の世襲)の呼び使い(7度半)に応じて男綱も相撲を終えて素盞鳴神社に向かいます。神社で待ち構えていた女綱に男綱を合体させ榎の大木に吊るし、双方が手打ち式を行います。こうして両綱が結ばれるところから(入舟の儀式)「お綱はんの結婚式」とも呼ばれます。国の重要無形民俗文化財に指定〔2012(平成24)年〕。
由来などは過去の記事をご覧ください。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・江包・大西のお綱祭り 2013
 ・江包の綱打ち・大西の綱組み 2013
 ・江包・大西のお綱祭り 2009



江包・大西のお綱祭り1
寒風吹く冷たい泥田の土俵での取り組み=撮影:2017/2/11 
奈良・桜井市大西


江包・大西のお綱祭り2
行司もろとも泥田に倒れこみ=撮影:2017/2/11 奈良・桜井市大西


江包・大西のお綱祭り3
このありさまが豊作を呼ぶという=撮影:2017/2/11 奈良・桜井市大西


江包・大西のお綱祭り4
往く道を祓いながら進む神職(大神神社から出仕)と仲人役を先頭にして素盞鳴神社に向かう大西の一団=撮影:2017/2/11 奈良・桜井市大西


江包・大西のお綱祭り5
女綱を担ぐ大西の男衆=撮影:2017/2/11 奈良・桜井市大西


江包・大西のお綱祭り6
仲人役の7度半の呼び使いにより、男綱を担いで女綱が待つ素盞鳴神社に進む江包の男衆=撮影:2017/2/11 奈良・桜井市江包


江包・大西のお綱祭り7
女綱と男綱を合体させ、大西・江包の双方そろって手打ちを行い「入舟の儀式」が終了=撮影:2017/2/11 奈良・桜井市江包

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  1. 2017/02/16(木) 21:16:14|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

大和神社 御田植祭 2017

「田植歌」が112年ぶりに復活

御田植祭おんだ祭)は豊作を願い、昔ながらの鋤(すき)入れから田植えまでの稲作過程を演じる予祝の儀式です。

今年の目玉は明治時代に途絶えていた「田植歌」が112年ぶりに復活されたこと。大正時代の文書に残されていた歌詞と抑揚の記述を手掛かりに、ルーツと見られる田植歌が残る春日大社の協力を得て復興を果たしたそうです(氏子総代、宮司)。

「わか種植えほよ 苗種植えほよ・・・」で始まる田植歌。早乙女の田植え所作に合わせ、竜笛・太鼓の雅楽(青丹雅楽会)の音にのせ披露されました。

稲作農耕の模擬所作などについては先に説明と写真を挙げましたので(下のリンク記事)、併せてご覧戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・大和神社 御田植祭 2016
 ・大和神社 御田植祭 2012
 ・大和神社 御田植祭 2011
 ・大和神社 御田植祭 2007



大和神社 御田植祭1
畔切り、畔ならしをする田主=撮影:2017/2/10 
奈良・天理市新泉町


大和神社 御田植祭2
カラスキ(唐鋤)で田の荒起こし=撮影:2017/2/10 奈良・天理市新泉町


大和神社 御田植祭3
昔懐かしい稲藁の巻き脚絆=撮影:2017/2/10 奈良・天理市新泉町


大和神社 御田植祭4
畔豆まき=撮影:2017/2/10 奈良・天理市新泉町


大和神社 御田植祭5
復活した田植歌に合わせ、稲苗に見立てた松苗を植える早乙女=撮影:2017/2/10 奈良・天理市新泉町


大和神社 御田植祭6
菅笠に赤たすきの早乙女=撮影:2017/2/10 奈良・天理市新泉町

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  1. 2017/02/12(日) 21:51:12|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

しあわせ回廊 なら瑠璃絵 2017

冬の奈良公園一帯を幻想的な光で飾る夜のイベント、 「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」

「美しく神秘的な瑠璃色の世界に皆様を誘い…、小さな祈りの数々が大きな平和の祈りとなって世界に届くように…、いつまでも瑠璃色の星が美しく輝くようにと願いを込めて」実施されています(奈良県観光公式サイト-なら旅ネット)。

冬の観光客誘致目的という本音が見えみえですが、今年で8回を数えるまでに成長しました。年々工夫が凝らされ良くなっているとは関係者の話です。ちなみに夏には「なら燈花会」が開催され、多くの観光客をいざないます。

「瑠璃絵の世界」に足を踏み入れたのは、当管理者にとって実は今回が初めて。奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~会場で観た幻想的な瑠璃絵の世界をご紹介。三脚など禁止のため、いずれも手持ち撮影です。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・なら燈花会 春日野園地 2014
 ・なら燈花会 興福寺・浮見堂 2014
 ・なら燈花会 浅茅が原 2014
 ・なら燈花会 奈良県庁・文化会館 2014



なら瑠璃絵1
撮影:2017/2/8 奈良市春日野町


なら瑠璃絵2
撮影:2017/2/8 奈良市春日野町


なら瑠璃絵3
撮影:2017/2/8 奈良市春日野町


なら瑠璃絵4
撮影:2017/2/8 奈良市春日野町


なら瑠璃絵5
撮影:2017/2/8 奈良市春日野町


なら瑠璃絵6
撮影:2017/2/8 奈良市春日野町


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  1. 2017/02/11(土) 21:18:05|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0
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Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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