奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 注連撒き・注連掛け 2018

社参が終わると、遠敷社(おにゅうしゃ)と飯道社(いいみちしゃ)に堂童子が注連縄を供えてお祓いをすませ、各社前で三重巻きの「輪注連縄」を撒きます。童子がこれを受け止め、のちほど担当の練行衆の塔頭などに掛けて結界します。地に落ちたものはチリと称して使いません。

また法華堂正面の石灯籠に輪注連を掛けます。ひも状の注連縄は堂童子の差配で二月堂正面の石段、三昧堂横の石段および中性院付近の参道の結界に用います。

こうして二月堂周辺(上院)への参入箇所に神道的な結界が張り巡らされ、3月1日から始まる修二会の本行を迎えることになります。

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 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 注連撒き・注連掛け 2017
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 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 注連撒き・注連掛け 2012



お水取り 注連撒き・注連掛け1
遠敷社前の石段から輪注連縄を撒く堂童子のI氏=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町


お水取り 注連撒き・注連掛け2
二月堂舞台の南西隅から法華堂の北門に注連縄をかけ渡す=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町


お水取り 注連撒き・注連掛け3
二月堂裏参道の結界=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町


お水取り 注連撒き・注連掛け4
注連縄は樒(しきみ)・紙垂(しで)・注連の子(わら束)を交互にわら縄に挟んだ東大寺独特のもの=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町

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  1. 2018/02/22(木) 21:16:49|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 社参 2018

お水取り」の俗称で知られる東大寺二月堂修二会。本行に先立ち2月20日から「別火(べっか)」と呼ばれる前行が始まりました。練行衆全員が戒壇院別火坊に寝泊りし、用いる火を世間と区別して精進を期すとともに、もろもろの準備を行ないます。

一夜明けた21日、八幡殿、大仏殿、天皇殿、開山堂を順に参拝して参篭中の無事を祈る「社参」が行われました。開山堂参拝のあと湯屋で「試みの湯」で身を清めます。厳しい行への決意を固める儀式といわれます。

その後、二月堂舞台から聖武天皇陵墓(北西方向)を遥拝し、外廊正面からご本尊を参拝。二月堂を下り、食堂(じきどう)横で解散。自坊に戻ってしばし休息をとり、初夜までに別火坊に戻ります。厳しい前行が待ち受けています。

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 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 社参 2017
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 社参 2015
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 社参 2013
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 社参 2012
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 社参 2011



二月堂 お水取り 社参1
戒壇院の別火坊を出発してすぐ、戒壇堂の諸仏を軽く拝して通過する練行衆11人と仲間(ちゅうげん)、童子ら=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町


二月堂 お水取り 社参2
大仏殿の西回廊を廻り込んだあと、中門から大仏殿を参拝=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町


二月堂 お水取り 社参3
「試みの湯」を終えて二月堂に上がる和上・平岡師ら=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町


二月堂 お水取り 社参4
二月堂を下り興成社(こうじょうしゃ、背後の祠)を拝したのち、和上の挨拶にて解散=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町


二月堂 お水取り 社参5
社参を終え、ひとまず自坊に帰る練行衆=撮影 2018/2/21 奈良市雑司町

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  1. 2018/02/22(木) 20:07:04|
  2. 2月の祭り/行事
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長谷寺 だだおし 2018

修二会(十一面観音悔過法要)結願の2月14日に行われ、通称 「だだおし(押し)」 とよばれる追儺の法要。「だだおし」 の名の由来に諸説ありますが一説によりますと、閻魔大王から授かった檀拏(だんだ)の印を人々の額に押して加持するところからといわれています。

法要も終わりに近づき宝印の授与の儀式が終わるころ、太鼓・法螺貝が激しく鳴り響く本堂内では、赤・青・緑の鬼3匹が牛玉札(ごおうふだ)を持つ僧侶たちに追われて逃げ惑い、暴れまわります。

やがて追われた鬼たちは大松明とともに本堂の外周を威嚇して練り歩きます。鬼が暴れ火の粉が飛び散る勇壮な鬼追いの儀式は、大和の春を呼ぶ火祭りの一つと数えられています。

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 ・長谷寺 だだおし 2017
 ・長谷寺 だだおし 2016
 ・長谷寺 だだおし 2015
 ・長谷寺 だだおし 2014
 ・長谷寺 だだおし 2013
 ・長谷寺 だだおし 2011
 ・長谷寺 だだおし 2010



長谷寺 だだおし1
牛玉札を持つ僧侶に追われ、本堂内を逃げまどう赤鬼=撮影 2018/2/14 奈良・桜井市初瀬


長谷寺 だだおし2
鬼の金棒をもち、逃げながらも堂内で威嚇する青鬼=撮影 2018/2/14 奈良・桜井市初瀬


長谷寺 だだおし3
ひと暴れしてやろうぞと大松明を従え、外周でようすを窺う緑鬼=撮影 2018/2/14 奈良・桜井市初瀬


長谷寺 だだおし4
特大面の赤鬼は迫力十分=撮影 2018/2/14 奈良・桜井市初瀬

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  1. 2018/02/15(木) 18:40:17|
  2. 2月の祭り/行事
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中山八幡神社 結縁/おんだ祭 2018

奈良市中山町に鎮座する八幡神社には、古くからあった宮座組織がいまも存続し、神社の維持や行事を行っています。2月11日に行う座入り行事(ケイチン)をここでは結縁(ケチエン)と呼び、その儀式はオンダと的打ちを伴います。

今年は座入り該当者(長男)が居ませんでしたので、拝殿でのおんだ祭のあとの参籠所では座入り儀式や的打ちはなく、直会的な(?)結縁の儀式が行われました。オトナ衆は12人のところ出席者6名、神主(宮守、任期2年)とシキジ(職事/式事)各1人でした。

過去に詳しく説明をあげましたので簡略にしました。必要に応じ→こちらを参照して戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・中山八幡神社 結縁/おんだ祭 2015
 ・田原本八坂神社 華鎮祭(けいちんさい) 2016
 ・秋篠八所御霊神社 おんだ祭 2015
 ・秋留八幡神社 鬼打式 2014
 ・荒蒔勝手神社 ケイチン・鬼打ち 2014
 ・押熊八幡神社 卦亭(けいちん) 2013



中山八幡神社 おんだ祭1
「播こうよ 播こうよ 福の種播こうよ」と斉唱のなか、種もみを播く神主(田主)=撮影 2018/2/11 奈良市中山町


中山八幡神社 おんだ祭2
水口に「漆の小枝」を立て、そのわきに「ナエカズラ(シキミの葉が1枚付き)」と「松苗(米粒の小包み付き)」を置いて豊作を祈る神主=撮影 2018/2/11 奈良市中山町


中山八幡神社 おんだ祭3
参籠所にてシキジが神主、オトナ衆にお神酒を注いで一同乾杯(3年前には座敷席であったのが、机席に変わっていました)=撮影 2018/2/11 奈良市中山町


中山八幡神社 おんだ祭4
1977年10月再建の舞殿が備わった古風漂う神社境内(一段高い拝殿より)=撮影 2018/2/11 奈良市中山町

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  1. 2018/02/11(日) 18:24:13|
  2. 2月の祭り/行事
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興福寺 追儺会 2018

興福寺 東金堂(本尊・薬師如来)で除災招福の悔過法要が行われたのち、仏教で「心の三毒」といわれる貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)――むさぼり・怒り・愚かさを象徴する赤・青・黒の鬼3匹が登場。酒盛りをし、やがて松明を手にして手のつけられない暴れよう。

暴れる鬼どもを毘沙門天が退治し、大黒天が福豆を撒くという興福寺追儺会。例年大勢の観客で込み合うところから敬遠していました。久しぶりに出たものの舞台近くには近寄れず、やむなく遠くからレンズを向けました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・興福寺 追儺会 2013
 ・大和神社 節分・鬼やらい式 2016
 ・元興寺 節分会・柴燈大護摩供 2015
 ・信貴山朝護孫子寺 節分・鬼追い式 2015
 ・法隆寺西円堂 追儺会(鬼追い式) 2014
 ・金峯山寺 節分会・鬼火の祭典 2013



興福寺 追儺会1
まさかりを手に暴れる青鬼 (手松明はかつてより小ぶりです)=撮影 2018/2/3 奈良市登大路町


興福寺 追儺会3
毘沙門天が鬼どもを退治=撮影 2018/2/3 奈良市登大路町


興福寺 追儺会2
打ち出の小槌を振り、福を授ける大黒天=撮影 2018/2/3 奈良市登大路町

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  1. 2018/02/06(火) 12:24:26|
  2. 2月の祭り/行事
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年超の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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