FC2ブログ

奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭礼や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

下部神社 吐山の太鼓踊り 2019

吐山(はやま)下部(おりべ)神社の秋祭りに奉納される太鼓踊り(県指定無形民俗文化財)。もとは雨乞いと満願の際、臨時に踊る風流踊りでした。ライフスタイルの変化などで伝統文化の存続が危ぶまれるなか、当地では小学校の郷土学習として太鼓踊りを子供たちが学び(1996年/平成8年より)、秋祭りに児童も参加する定期的な行事となっています。

基本的には7垣内よりそれぞれ1張の太鼓が出ます。7帳の大太鼓が3組に分かれ、3方向から道中で「打ち込み踊り」(3人が回し打ち)を演じながら宮入りします。本殿に向かって横一列に太鼓を並べ、1張の太鼓に踊り手3人が交代で踊りながら太鼓を打ちます。

現在伝承されている演目は20曲ほど。今回は「干田(ひんだ)踊り」「宝踊り」「鎌倉踊り」などが奉納されました。太鼓の踊り手は背面打ちや飛び上がって打つなど曲打ちが披露され、なかなか華やかです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・下部神社 吐山の太鼓踊り 2016
 ・下部神社 吐山の太鼓踊り 2013
 ・下部神社 吐山の太鼓踊り 2012
 ・下部神社 吐山の太鼓踊り 2011
 ・恵比寿神社 吐山のおんだ祭 2019



吐山の太鼓踊り1
快晴に恵まれ秋真っ盛りの吐山の里。太鼓行列は全体を差配する指揮者役の「オオシンボウチ」(大心棒打ち、青色の紙垂)に導かれ、「打ち込み踊り」を演じつつ秋の野を神社に参進=撮影 2019/11/23 奈良市都祁吐山町


吐山の太鼓踊り2
紅葉盛りの城山を背に7張の太鼓が次々と宮入り。天狗(猿田彦神役)はササラを鳴らし場を祓い清めます=撮影 2019/11/23 奈良市都祁吐山町


吐山の太鼓踊り3
横一列に並べた7張の大太鼓に各3人の打ち手が付き、交代で曲打ちを奉納=撮影 2019/11/23 奈良市都祁吐山町


吐山の太鼓踊り5
美しい打ち込み姿が特徴的な吐山の太鼓踊り=撮影 2019/11/23 奈良市都祁吐山町


吐山の太鼓踊り6
みごとな背面打ち。太鼓の後ろでは次演者が蹲踞して待っています=撮影 2019/11/23 奈良市都祁吐山町


吐山の太鼓踊り4
日ごろの練習成果をお母さんたちに披露する1年1度の晴れ舞台=撮影 2019/11/23 奈良市都祁吐山町

スポンサーサイト



テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2019/11/25(月) 21:03:48|
  2. 11月の祭り/行事
  3. | コメント:0

興福寺 慈恩会 2019

玄奘三蔵の弟子で法相の教えを体系化したと伝わる慈恩(じおん)大師。遺徳をしのび毎年忌日にあたる11月13日に営まれる慈恩会(じおんね)は、教義について問答を重ね法相宗の教えを明らかにする論義法要と呼ばれる伝統法会のひとつです。

法相宗大本山の興福寺薬師寺が毎年合同で(原則)交代で行っていますが、今年は昨年に続き興福寺で営まれました。そして今回は法相宗の僧侶として認められるための、一生に一度の口述試験に相当する「竪義(りゅうぎ)」が加わりました。興福寺では8年ぶりとのこと。

竪者はドイツ生まれのザイレ暁映(ぎょうえい)さん。米国に移住し、カリフォルニア大バークレー校で日本古典文学を専攻。日本文学の理解のために仏教に行きつき、日本に留学。大学の研究員を経て2011年に興福寺で出家得度した異色の僧侶が、一生に一度といわれる厳しい慈恩会竪義に挑みました。三・七(21日間)の前加行を経て、このたび竪義の成満をみごと果たされました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・興福寺 慈恩会 2018
 ・薬師寺 慈恩会 2016
 ・興福寺 慈恩会 2015
 ・興福寺 慈恩会 2013



興福寺 慈恩会1
慈恩会が行われる仮講堂に参進する「会始」(法会開始役)と赤色の七條袈裟の「注記(ちゅうぎ)」(題を読み上げ論議を記録)の役僧集団=撮影 2019/11/13 奈良市登大路町


興福寺 慈恩会2
会場の準備が整ったころ、松明に照らされ本坊から五重塔下を経て参向する興福寺・薬師寺の式衆およそ30名からなる第2陣=撮影 2019/11/13 奈良市登大路町


興福寺 慈恩会3
童子を従え慈恩会・竪義に臨む緊張気味の竪者・ザイレ暁映師。今宵みごとに満行しました=撮影 2019/11/13 奈良市登大路町

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2019/11/15(金) 15:27:56|
  2. 11月の祭り/行事
  3. | コメント:0

興福寺 慈恩会 2018

法相(ほっそう)宗の宗祖・慈恩大師の学徳を偲んで行われる「慈恩会(じおんね)」は、大師の命日に当たる11月13日夜、法相宗の大本山である興福寺と薬師寺の2寺で原則として交代で行われています。

今年は久しぶりに興福寺仮講堂(中金堂の落慶を迎えるまでは「仮金堂」と呼ばれていたお堂)で厳修されました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・興福寺 慈恩会 2019
 ・興福寺 慈恩会 2015
 ・興福寺 慈恩会 2013
 ・薬師寺 慈恩会 2016



興福寺 慈恩会5
法会に向かう式衆の先頭を進む「金棒引き」(露払い)=撮影 2018/11/13 奈良市登大路町


興福寺 慈恩会1
松明の灯りに導かれて入堂する興福寺・薬師寺の式衆=撮影 2018/11/13 奈良市登大路町


興福寺 慈恩会2
慈恩大師の肖像を掲げた仮講堂で行道する僧侶=撮影 2018/11/13 奈良市登大路町


興福寺 慈恩会3
300年ぶりに再建なった中金堂の基壇上から見た法要中の仮講堂=撮影 2018/11/13 奈良市登大路町


興福寺 慈恩会4
落慶法要を終えた中金堂の北東隅から五重塔を望む(手持ち撮影)
=撮影 2018/11/13 奈良市登大路町

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2018/11/15(木) 16:17:04|
  2. 11月の祭り/行事
  3. | コメント:0

都祁白石 国津神社 ふる祭り 2018

文明開化の時代に取り入れたという装いを今に継承している宮座衆の秋祭りです。太夫・神主・太鼓・スコ3基・餅桶の順で宮座衆12名は、トーヤ(当屋/頭屋)から神社までお渡りを行います。紋付羽織袴に山高帽、足元は下駄履きの宮座衆。70歳以上で座入が許されます。

神社に到着するとスコ・餅桶・太鼓を拝殿前に供え、まずは祓戸社でお祓い。主祭神は大国主命。神前で祭典のあと、櫓の上から大量の御供がまかれます。今や遅しと待ち構える人々で敷かれたブルーシートの上は盛り上がっています。過去の記事もご覧いただければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・都祁白石 国津神社 ふる祭り 2016
 ・都祁白石 国津神社 ふる祭り 2012
 ・都祁白石 国津神社 ふる祭り 2011



国津神社 ふる祭り1
太鼓を打ち、「チョーサヤ、チョーサヤ」と唱和して進む宮座衆一行の装束は他に例を見ず、古き良き時代への郷愁を誘う装いです=撮影:2018/11/3 奈良市都祁白石町


国津神社 ふる祭り2
スコと呼ばれる御供3基。藁で作った胴を菊花で飾り、餅と輪切りの大根を交互に刺した竹串を花が開いたように挿し、胴の上部にそれぞれ松・梅・楓が立っています=撮影:2018/11/3 奈良市都祁白石町


国津神社 ふる祭り3
御供まきを待つ境内=撮影:2018/11/3 奈良市都祁白石町

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2018/11/05(月) 15:46:42|
  2. 11月の祭り/行事
  3. | コメント:0

談山神社 例大祭・舞楽奉納 2017

藤原鎌足公(中臣鎌足)を祭神とする談山神社では、公の命日にあたる11月17日、例大祭が行われます。祭典のなか、南都楽所(なんとがくそ)による舞楽「蘭陵王」1曲が奉納されます。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・談山神社 紅葉 2017
 ・花便り 談山神社 アジサイ(紫陽花) 2016
 ・談山神社 嘉吉祭 2014
 ・談山神社 神幸祭 2014
 ・談山神社 秋のけまり祭 2014



談山神社 例大祭1
献饌=撮影 2017/11/17 奈良・桜井市多武峰


談山神社 例大祭2
舞楽「蘭陵王」=撮影 2017/11/17 奈良・桜井市多武峰


談山神社 例大祭3
宮司の玉串奉奠(ほうてん)=撮影 2017/11/17 奈良・桜井市多武峰

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2017/11/21(火) 20:38:42|
  2. 11月の祭り/行事
  3. | コメント:0
次のページ

ブログ内の検索

場所、行事名などで検索

フォントサイズ変更ボタン

文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする

L/Sボタンを押すたびに文字サイズが大きく/小さくなり、設定は30日間保存されます。Mボタンで元のサイズに戻せます。

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

アクセス・カウンター

Since Aug. 2009

プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年超の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

Copyright © 2013 奈良大和路~悠~遊~ All rights reserved.

最新記事 (10件を表示)

これより古い記事は「月別アーカイブ」や「カテゴリ」からご覧ください。「ブログ内検索」もご利用いただけます。

カテゴリ

1月の祭り/行事 (72)
2月の祭り/行事 (105)
3月の祭り/行事 (87)
4月の祭り/行事 (72)
5月の祭り/行事 (75)
6月の祭り/行事 (65)
7月の祭り/行事 (73)
8月の祭り/行事 (81)
9月の祭り/行事 (52)
10月の祭り/行事 (111)
11月の祭り/行事 (29)
12月の祭り/行事 (108)
花便り (139)
新年のご挨拶 (7)
暑中見舞い (3)
季節の風景・春 (73)
季節の風景・初夏 (5)
季節の風景・夏 (4)
季節の風景・秋 (70)
季節の風景・晩秋 (6)
季節の風景・冬 (12)
朝焼け・夕焼け (10)
写真展 (12)
平城遷都1300年祭 (7)
大和の古墳 (1)
大和路の石仏・石造物 (6)
慰霊と復興への祈り (4)
月と星 (2)
大和の古社寺 (9)
大和棟 (1)
未分類 (0)

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

メールの送信はこちらからどうぞ。名前、アドレス、本文などは公開されません。

お名前:
メール・アドレス:
件名:
本文:

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ