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奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭礼や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2021

お水取り」で知られる東大寺修二会が始まりました。2月28日、練行衆11名は二月堂下の参篭宿所に入ります。今年はコロナ感染防止のため厳重な対策が取られています。参篭宿所入りは時間を繰り上げて行われましたので、拝見できませんでした。

夜のとばりがおりるころ、大中臣祓(おおなかとみのはらえ)が行われます。練行衆が本行前にお祓いを受ける作法で、咒師(しゅし)がお祓い役を勤めます。それに先立ち練行衆は湯屋で入浴しますが、例年とは異なり、マスク着用で湯屋に向かう姿に厳しさが表れていました。コロナ下での記録といった意味を込めてあげておきます。

二月堂周辺(上院)は張り詰めた緊張感が漂います。二月堂舞台の滞在は不可ですし、聴聞はできません。「お松明」の拝観場所・時間にも大きな制限がなされます。部外者との接触を避けるための措置として遠くからの参拝となります。

大中臣祓を終えると、いよいよ夜半から二七日(にしちにち=14日間)にわたる厳しい十一面悔過法会が始まります。悔過法会が無事満行を迎えられますよう祈りましょう。今年は満行の15日まで近づくのは遠慮するつもりです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2020
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 参籠宿所入り 2020



二月堂お水取り 大中臣祓
祓詞を黙誦する咒師・上司永照師((離れたところから長いレンズで撮影)=撮影 2021/2/28 奈良市雑司町


二月堂お水取り 湯屋
湯屋に向かうマスク着用の練行衆。先頭は和上・狭川普門師=撮影 2021/2/28 奈良市雑司町


二月堂お水取り 掲示
二月堂の正面階段下の掲示板。「水取や こもりの僧の 沓の音」 芭蕉の句に寄せて、今年の修二会参拝の注意・制限の一端が掲げられています=撮影 2021/2/28 奈良市雑司町

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テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2021/03/01(月) 12:48:44|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 暇乞の社参 2021

二月堂修二会は天平勝宝4年(752年)に始まって以来、戦乱や火災に見舞われても絶えることなく続けられてきた「不退の行法」です。1270回目を数える今年は、新型コロナ禍の中で迎えることになりました。東大寺では「コロナ禍でも続ける」との固い決意で、感染症の専門家の助言をもとに、練行衆たちはPCR検査を受けて隔離生活を送るなど、数々の対策を講じて20日から別火の行に入っています。

練行衆は25日、例年のように――ただしマスク着用です――八幡殿・大仏殿・天皇殿・開山堂を巡拝しました。天皇殿参拝のあと本坊に立ち寄って娑婆古錬(参籠しない僧たち)と挨拶を行うのですが、今年は玄関で済ませました。長老・狭川宗玄師と和上・狭川普門師が交わす言葉が途切れながら小さく聞こえましたよ。お二人は親子です。

多くの参拝者で混雑が予想される「お松明」は制限がかけられます。ことに12、13、14日は二月堂周辺での拝観は禁止だそうです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 暇乞の社参 2020
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 暇乞の社参 2018



お水取り 暇乞の社参6
戒壇堂前を進む11人の練行衆一行=撮影 2021/2/25 奈良市雑司町


お水取り 暇乞の社参1
大仏殿参拝のあと天皇殿に向かう練行衆ですが、白いマスクを着けています。1270年の歴史上初めて=撮影 2021/2/25 奈良市雑司町


お水取り 暇乞の社参2
天皇殿参拝=撮影 2021/2/25 奈良市雑司町


お水取り 暇乞の社参3
今年は本坊玄関先で娑婆古錬に暇乞いのご挨拶を交わします=撮影 2021/2/25 奈良市雑司町


お水取り 暇乞の社参4
開山堂に向け杉並木を参進=撮影 2021/2/25 奈良市雑司町


お水取り 暇乞の社参5
開山堂の参拝をすませ解散。この後それぞれの自坊にもどり、夕刻に別火坊に戻りますす=撮影 2021/2/25 奈良市雑司町

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2021/02/26(金) 20:08:15|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

なら瑠璃絵 2021

冬の奈良の恒例イベント「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」――。コロナ禍にあって大幅に規模が縮小されましたが、今年も東大寺・興福寺・春日大社の三社寺をむすんで幻想的な光のオブジェが広がりました。

とくに新型コロナ蔓延で委縮してしまったいま、世の中に早く安寧が戻りますようにと、瑠璃色に輝く光に託した特別な祈りが奈良の冬の夜を飾りました。(春日大社は未訪問)

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・なら瑠璃絵 2019
 ・なら瑠璃絵 2017
 ・なら瑠璃絵 夜神楽 2019



なら瑠璃絵1
興福寺にて=撮影 2021/2/12 奈良市登大路町


なら瑠璃絵2
浮雲園地にて=撮影 2021/2/12 奈良市春日野町


なら瑠璃絵7
浮雲園地にて=撮影 2021/2/12 奈良市春日野町


なら瑠璃絵3
浮雲園地にて=撮影 2021/2/12 奈良市春日野町


なら瑠璃絵4
東大寺鏡池にて=撮影 2021/2/12 奈良市雑司町

なら瑠璃絵5
池周辺の木々に投影されたイルミネーション(三社託宣池にて)=撮影 2021/2/12 奈良市雑司町


なら瑠璃絵6
なら瑠璃絵開催(2/12-14)の毎夕、新型コロナウィルス終息祈願法要を執行(興福寺東金堂にて。堂外からの勤行は珍しい)。東大寺と春日大社でも同時刻に斎行=撮影 2021/2/12 奈良市春日野町

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  1. 2021/02/14(日) 13:36:10|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

相楽神社 餅花祭 2021

稲穂に見立てた餅花を拝殿に飾って豊作を祈願する伝統行事の「餅花祭」。相楽(さがなか)神社は、生駒市北部を東進する山田川が京都府の木津川に合流する地にあり、相楽地区の産土(うぶすな)神として祀られてきました。奈良と京都の文化圏が重なり合う地域であり、古風の宮座行事が今に伝わります。

餅花祭は一説によると、平安遷都にともない奈良の大安寺八幡神を男山八幡に移す際、相楽神社の宮守が餅をふるまってその行列を接待したのが始まりとされます。京都府の無形民俗文化財に指定。

5年ぶりに祭礼を拝見しましたが、新しく女性の宮司さんが就任(3年ほど前との由)されていました。今回餅花は拝殿のみに飾り、宮司さんとともに4人の宮守(太夫、太鼓、鉦、小鼓)と2人の巫女が拝殿左端に、そして拝殿中央には9地区の宮座各一老さんが着座して神事が執り行われました。新型コロナの影響あっての変更なのか、写真を撮るにはちょっと不都合な態様でした。「コロナ下とはいえ、餅花をやらんことには」(宮座の衆)と「密」を避けて執り行われた伝統行事でした。

詳しくは過去の記事に挙げましたので、ご参照して戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・相楽神社 餅花祭 2016
 ・相楽神社 餅花祭 2014
 ・元石清水八幡宮・八幡神社 秋祭り/宵宮 2018



相楽神社 餅花祭1
華やかな餅花の土台は粘土を2段(上4kg、下6kg)に重ねて藁で瓢箪形に包み編み上げた「ションマラ」。二股の竹串に5個の餅と紅白の紙を交互に挿した餅花串。これを花が開いたようにションマラに挿したのが餅花です。餅花串の数は全氏子家庭の数と同じだけあります=撮影 2021/2/1 京都・木津川市相楽清水


相楽神社 餅花祭2
新型コロナ感染防止のためお祭りもマスクが不可欠。宮司さんは祝詞奏上時にかぎってマスクを外しました=撮影 2021/2/1 京都・木津川市相楽清水


相楽神社 餅花祭3
宮司、宮守4人、巫女、宮座衆らの頭上に奉納されたたくさんの餅花が吊り下がる拝殿=撮影 2021/2/1 京都・木津川市相楽清水


相楽神社 餅花祭4
巫女の鈴祓い=撮影 2021/2/1 京都・木津川市相楽清水


相楽神社 餅花祭5
花餅を拝殿から降ろす役員さん。氏子の各家庭に配ります
=撮影 2021/2/1 京都・木津川市相楽清水

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2021/02/03(水) 13:25:54|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2020

2月末日、練行衆が宿所に入り入浴も済ませたあとの夕刻に行われるのが、大中臣祓(おおなかとみのはらえ)です。練行衆が本行前にお祓いを受ける作法で、咒師(しゅし)がお祓い役を勤めます。

祓いの小幣と祓詞の巻物を襟に差した咒師は食堂(じきどう)の西側で西向きに静かに蹲踞。小綱(しょうこう)が差し出す祓(はらえの)松明に照らされ、印を結び呪詞を黙誦して場を清め、本尊をはじめ神々を勧請します。密教的な修法です。途中、細袈裟を右肩に掛け替えて神職の立場で大中臣祓詞を黙誦。やおら大きく幣を振りながら、練行衆が蹲踞して待つ細殿に移動し、練行衆を祓います。練行衆は頭を下げ数珠をもんで祓いを受けます。神仏習合のお祓いです。あいにくの小雨降るなかでした。

その後、食堂前にも結界の注連縄が掛けられ、いよいよ二七日(にしちにち=14日間)にわたる厳しい修二会の本行が始まります。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2018
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2017
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2016
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2015
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2014
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2013
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2012
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2011
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2010



二月堂修二会 大中臣祓1
祓松明に着火するための浄火を手にして待機する童子
=撮影 2020/2/29 奈良市雑司町


二月堂修二会 大中臣祓2
そぼ降る雨のなか、小綱(堀池春彰氏)が差しかかえる祓松明の明りに照らされ祓詞を黙誦する咒師・森本公穣師。右肩に黒の細袈裟(和布袈裟)、手に祓の幣。雨で敷石が輝きます=撮影 2020/2/29 奈良市雑司町

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  1. 2020/03/06(金) 18:59:48|
  2. 2月の祭り/行事
  3. | コメント:0
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Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年超の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑です。

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