奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

薬師寺 花会式(修二会) 日中・日没の勤行 2017

薬師寺の修二会(薬師悔過法要)は7日にわたって営まれますが、勤行は1日に6回行われます。実際には、朝(後夜・晨朝)、昼(日中・日没)、夜(初夜・半夜)の3回に分けて勤行する形がとられています。

色鮮やかな造花で荘厳された金堂内に朗々とした節回しのお経(声明)や、鐘・太鼓・法螺貝が鳴り響くなかでの咒師作法など、10人の練行衆による懺悔と祈りの法要が厳修される様子に圧倒されます。

堂内の撮影は一般には禁止ですから、「日中・日没」の勤行のうち、堂外から目にできることの一端をご紹介します。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・薬師寺 花会式(修二会) 日中・日没の勤行 2016



薬師寺 花会式 日中・日没1
参詣者を前に花会式などについて熱く語る管主・村上太胤師=撮影:2017/3/29 奈良市西ノ京


薬師寺 花会式 日中・日没2
金堂と舞台上の管主=撮影:2017/3/29 奈良市西ノ京


薬師寺 花会式 日中・日没3
懺悔と祈りのお経を先導する時導師および供物や造花で荘厳された堂内=撮影:2017/3/29 奈良市西ノ京


薬師寺 花会式 日中・日没4
牛玉杖と法螺貝を手にして堂内を行道する練行衆=撮影:2017/3/29 奈良市西ノ京

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  1. 2017/03/31(金) 16:01:57|
  2. 3月の祭り/行事
  3. | コメント:0

薬師寺 花会式(修二会) 献華・舞楽奉納 2017

薬師寺の修二会(薬師悔過法要)は、本尊・薬師如来像を十種の華やかな造花で荘厳して行うところから「花会式」と呼ばれます。正式には修二会と名付けられているように、もとは旧暦の2月末に行う法会でしたが、現在では新暦3月25日から31日にかけて執行されています。

練行衆10人が私達の過ちを懺悔するとともに、世界平和、国家の繁栄、五穀豊穣などを祈りつづける7日間です。5日目の29日、法会を彩る奉納行事として献華(未生流笹岡 家元・笹岡隆甫宗匠)と舞楽(南部楽所)が行われました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・薬師寺 花会式(修二会) 舞楽奉納 2016
 ・薬師寺 花会式(修二会) 舞楽奉納 2011



薬師寺 花会式 献華
献華する笹岡隆甫宗匠(中央)=撮影:2017/3/29 奈良市西ノ京


薬師寺 花会式 舞楽1
舞楽「胡蝶」 蝶が花を求めて飛びかう様子を描いた可憐な童舞(4人舞)=撮影:2017/3/29 奈良市西ノ京


薬師寺 花会式 舞楽2
舞楽「蘭陵王」 右手に桴(ばち)を持ち左手は剣印で舞う勇壮な武将の舞=撮影:2017/3/29 奈良市西ノ京

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  1. 2017/03/30(木) 21:16:46|
  2. 3月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 尻つけ松明 2017

翌早暁に修二会の満行を迎える14日の初夜上堂には、練行衆10人を導く大松明10本が短い間隔で続けて回廊を上ります。先を行く練行衆のすぐ後ろにくっ付いて次の松明が上がるところから、俗に「尻つけ松明」あるいは「尻焦がし松明」と呼ばれています。

二月堂の回廊に勢ぞろいした10本の松明。「お松明」の掉尾を飾るにふさわしく、豪快で華やかに二月堂の夜空を焦がします。時間にすれば僅か5分ほど。これを観たくて長い待ち時間もいとわず、(籠松明が上がる12日と同様)大勢の人々が詰めかけます。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 尻つけ松明 2013
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 尻つけ松明 2010



お水取り 尻つけ松明
今年は10本の火の玉が揃わず残念。手持ちの限界までスローで撮ってみました。遠景なので、隙間が余計に目立ってしまいました=撮影:2017/3/14 奈良市雑司町

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  1. 2017/03/17(金) 11:55:41|
  2. 3月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 水取り(香水汲み) 2017

本行が始まって12日目の深夜(13日の午前1時半ころ)、堂下にある閼伽井屋(あかいや)の若狭井から本尊・十一面観音に捧げる「閼伽水(あかすい)」(香水、若水)が汲み上げられます。文字通り「お水取り」の儀式です。

うす雲の間、中天に満月がかかり篝火と松明に照らされているとはいえ、ことに閼伽井屋の周辺は暗闇。雅楽の調べが響き、水取り衆が二月堂と閼伽井屋の間を粛々と行き来する様子は、なんとも厳かで幻想的な雰囲気です。閼伽井屋の中での作法は秘儀であり、うかがい知ることはできません。

最後の香水汲みを終え、咒師(しゅし)はじめ水取り衆が二月堂内に消えると、何かしら張りつめていた空気がふっと和らぐのを感じます。

今年は久しぶりに二月堂舞台から拝見しました。先の写真(2011年の項)と変わりばえしませんが、併せて説明も参照して戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 水取り(香水汲み) 2016
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 水取り(香水汲み) 2015
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 水取り(香水汲み) 2013
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 水取り(香水汲み) 2012
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 水取り(香水汲み) 2011
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 水取り(香水汲み) 2010
 ・若狭・神宮寺 お水送り 2011
 ・若狭彦神社・若狭姫神社 遠敷明神のふるさと 2011



お水取り 香水汲み1
酒水器(しゃすいき)を持ち、右手の散杖(さんじょう)を上げて酒水する咒師・上司永照師。お水取りの場を清め祓います=撮影:2017/3/13 奈良市雑司町


お水取り 香水汲み2
閼伽井屋に入る前、咒師帽を被った咒師と練行衆らは右に折れて良弁杉の傍らにある興成社(こうじょうしゃ)に立ち寄り、祈りを捧げます=撮影:2017/3/13 奈良市雑司町


お水取り 香水汲み3
汲み上げたお香水の入った閼伽桶を天秤形の担い台(朱塗り)で堂まで運ぶ庄駈士(しょうのくし)。榊で飾り、桶には白布が掛かっています=撮影:2017/3/13 奈良市雑司町


お水取り 香水汲み4
お香水の汲み上げを終え、咒師童子の先導で堂に戻る
水取り練行衆一行(咒師、盛装の堂童子、牛玉杖を持つ
平衆5人と手松明を持つ隋伴の童子ら)=撮影:2017/
3/13 奈良市雑司町

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  1. 2017/03/15(水) 21:12:56|
  2. 3月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 籠松明上堂 2017

薄く切った松のヘギを籠状に編んで美しく整えられ通常よりも一回り大きな籠松明。お香水汲みが行われる12日だけ、しかも全練行衆(この日以外は明るいうちに上堂する処世界さんを含む)を導いた11本の籠松明が二月堂欄干に姿を見せます。

午後7時過ぎ、トンドの火に照らされた食堂(じきどう)下はただならぬ熱気が漂います。大鐘の低い響きが鳴ると、いよいよ(いつもより大きな)加供松明に火が点けられ、加供奉行が行う3度の案内となって緊張感が高まります。つづいて松明を担ぐ童子や仲間の名前が呼ばれ、童子たちにとっては一番の晴れやかな上堂が始まります。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 籠松明上堂 2016
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 籠松明上堂 2014 
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 籠松明上堂 2013
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 籠松明上堂 2012
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 籠松明上堂 2011



お水取り 籠松明1
礼堂に出仕する別当・狭川普門師。この夜は練行衆が行う作法を見守るため娑婆古練(参籠していない僧)は礼堂に詰めます=撮影:2017/3/12 奈良市雑司町


お水取り 籠松明2
加供松明に点火するタイミングを待つ童子さん=撮影:2017/3/12 奈良市雑司町


お水取り 籠松明4
いざ上堂。袴の股立ちをとり籠松明を担いだ童子さん=
撮影:2017/3/12 奈良市雑司町


お水取り 籠松明3
食堂(じきどう)越しに見た、高く舞い上がる松明の
炎と満月=撮影:2017/3/12 奈良市雑司町

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  1. 2017/03/14(火) 15:36:41|
  2. 3月の祭り/行事
  3. | コメント:0
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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