奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

漢国神社 獅子神楽 2016

今年も残りわずかとなった29日、新しい年を迎えるにあたって悪霊を祓い招福を願う獅子神楽の奉納が、漢国(かんごう)神社の石舞台で行われました。

奉納演者は当神社 韓園(からその)講の皆さん(豊来家玉之助氏・桃股獅子舞保存会・大升獅子神楽団)に加えて、今年は神戸・西宮今津高校の学生さんも特別参加し、甲子園タイガースにかけた虎舞を若々しく披露。

演目をあげれば順に、宮参り、大黒、大升猿田彦舞、跳ね獅子、韓園(からその)、甲子園虎舞、荒神祓い崩し、へべれけ、参神楽(さんかぐら)、五穀、太神楽(寿獅子・曲芸)、荒廻し剣、四方鎮(よもしずめ)の13曲。笛、太鼓、銅鈸子(どうばつし、チャッパ)の軽快な調べとリズムに乗り、華麗に、勇壮に、ときに滑稽にと熱演が続きました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・漢国神社 獅子神楽 2015



漢国神社 獅子神楽1
創作獅子舞「韓園(からその)」 獅子2頭の舞=撮影:2016/12/29 奈良市漢国町


漢国神社 獅子神楽2
「荒神祓い崩し」=撮影:2016/12/29 奈良市漢国町


漢国神社 獅子神楽3
豊来家玉之助氏の曲芸=撮影:2016/12/29 奈良市漢国町


漢国神社 獅子神楽4
豊来家玉之助氏による一人獅子舞=撮影:2016/12/29 奈良市漢国町

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  1. 2016/12/30(金) 18:54:35|
  2. 12月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大阪・枚岡神社 お笑い神事 2016

心の岩戸を開く無心の大笑い

奈良・生駒駅から近鉄トンネルを大阪側に抜けてすぐの生駒山麓に鎮座する枚岡神社では、新しい年を迎えるにあたって「注連縄掛(しめかけ)神事」が斎行されます。

天皇誕生日の23日、早朝から氏子役員らによって大注連縄がつくられ、拝殿階段下の注連縄柱の間に張り渡されます。ここまでは神社でよく見かける光景ですが、珍しいのはそのあと宮司・中東弘氏をはじめ神職・巫女・氏子役員・参拝者により「ワッハッハー」と大笑いが続くこと。

天岩戸に隠れた天照大神を誘い出すために、当神社の主祭神(天児屋根命、あめのこやねのみこと)の祝詞とともに、神々が大声で笑い続けたという「天岩戸の神話」にちなんで、「大笑いをして心の岩戸を開こう」と宮司さんの発案で生まれた神事とのこと。

年の瀬に1年間の嫌な出来事を笑い飛ばして新しい年を迎えましょうと、ナント20分間も笑いづめ。通称「お笑い神事」と呼ばれ、年越しの福々しい恒例行事となっています。



枚岡神社 お笑い神事1
掛け替えた新しい注連縄の下、修祓・祝詞奏上のあと、神殿に向かい宮司さんが「ワッハッハー」と3回発声=撮影:2016/12/23 大阪・東大阪市出雲井町


枚岡神社 お笑い神事2
台上に上がった宮司の声かけで一同大笑い=撮影:2016/12/23 大阪・東大阪市出雲井町


枚岡神社 お笑い神事3
境内に笑い声が渦巻くこと20分間。無心に笑うことの心地よさを感じた満足の「お笑い神事」でした=撮影:2016/12/23 大阪・東大阪市出雲井町


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  1. 2016/12/27(火) 17:06:08|
  2. 12月の祭り/行事
  3. | コメント:0

春日若宮おん祭(6) 後宴能 2016

第881回目を数えた春日若宮おん祭の最終日。若宮神が還幸された後のお旅所芝舞台で金春流「羽衣」と「黒塚」、その間で狂言「因幡堂(いなばどう)」が演じられました。

羽衣」――三保の松原の「羽衣伝説」をもとにした。漁師が松の枝に掛かった美しい衣を見つけ持ち帰ろうとすると、女(天女)が現れ羽衣を返して欲しいと懇願します。舞を見せることを条件に漁師は天女に羽衣を返します。羽衣を着た天女は喜び美しく舞って天空に消えていきます。

狂言「因幡堂」――大酒呑みの妻が親元に帰った際、男は離縁状を送りつけ、新しい妻を娶りたくて因幡堂に籠って祈ります。立腹した妻は薬師如来になりすまし「西門に立っている女を妻にするように」と告げます。夢見に聞いた男はお告げの場所で被衣の女に出会い家に連れて帰り、祝言の盃を交わそうとします。ところが、この女もまた大酒呑みで盃を返そうとしません。女の被衣をはぎ取ると、なんとその女は離縁した筈の妻でした・・・。

黒塚」――諸国行脚の山伏一行は奥州安達原で一夜の宿を借ります。主の女は乞われるままに糸を繰り、糸尽くしの歌を謡いながら人の世の無常を嘆きます。夜も更け女が家を空けたスキに、見るなと言われていた寝室を覗くと、そこには死体が山積みになっていました。女は、安達原の黒塚に住むと噂にのぼっていた鬼でした。正体を知られた女は鬼女の姿で山伏に迫り捕えようとしますが、山伏たちに調伏され、闇夜に消えていくのでした。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(7) 後宴能 2015
 ・春日若宮おん祭(9) 後宴能 2014
 ・春日若宮おん祭(7) 後宴能 2009



若宮おん祭 後宴能1
能「羽衣」 大切な羽衣を漁師から返してもらって喜ぶ天女=撮影:2016/12/18 2015/12/18 奈良市春日野町


若宮おん祭 後宴能2
能「羽衣」 お礼に嬉々と舞い、やがて天空のかなたに消えていく天女
=撮影:2016/12/18 2015/12/18 奈良市春日野町


若宮おん祭 後宴能3
狂言「因幡堂」 離縁をたくらんだが、妻にまんまとしてやられ、たじたじの気弱な夫=撮影:2016/12/18 2015/12/18 奈良市春日野町


若宮おん祭 後宴能4
能「黒塚」 里の女は山伏に乞われて枠桛輪(わくかせわ、糸繰りの道具)を使い謡いつつ、自らの苦しい身の上、世の無常を嘆きます=撮影:2016/12/18 2015/12/18 奈良市春日野町


若宮おん祭 後宴能5
能「黒塚」 秘密を暴かれた女は鬼女となって山伏に襲いかかりますが、山伏に祈り伏せられ、嵐の中に消えていきます=撮影:2016/12/18 2015/12/18 奈良市春日野町

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  1. 2016/12/24(土) 17:17:10|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(4) お旅所祭/神事・神楽 2016

大勢の神職のご奉仕で厳かにお旅所祭が奉修されます。若宮神へのお供え(神饌)には、米を青・黄・赤・白に染め分けて美しく盛り付けた「染御供(そめごく)」と呼ぶ珍しいものがあります。

今年の「日使(ひのつかい)」は大阪ガス(株)会長・尾崎裕氏がお勤めになられました。祭典の掉尾を飾るのは春日のミカンコ(御巫)による社伝神楽の奉奏です。例年と変わり映えのしない写真ですが、ご紹介します。

関連記事(当管理者に関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(7) お旅所祭/神事・神楽 2014



若宮おん祭 お旅所祭1
献饌の儀=撮影:2016/12/17 奈良市春日野町


若宮おん祭 お旅所祭2
「日使(ひのつかい)」による奉幣の儀=撮影:2016/12/17 奈良市春日野町


若宮おん祭 お旅所祭3
ミカンコ(御巫)の社伝神楽「宮人」=撮影:2016/12/17 奈良市春日野町

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  1. 2016/12/21(水) 18:28:20|
  2. 12月の祭り/行事
  3. | コメント:0

春日若宮おん祭(3) 宵宮祭 2016

宵宮祭は深夜に若宮神が御旅所に遷られる遷幸の儀に先立ち、神前に「御戸開の神饌(宵の御供)」を奉り、おん祭の無事執行を祈るために行われます。このあと若宮本殿に御幌(みとばり)が閉(た)てられます。

次いで神楽殿にて巫女2人による神楽が奉舞され、終わると神職・巫女らは静かに退出し、深夜に執り行われる遷幸の儀に備えて待機します。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(3) 宵宮祭 2015
 ・春日若宮おん祭(5) 宵宮祭 2014
 ・春日若宮おん祭(7) 宵宮祭 2013



若宮おん祭 宵宮祭1
若宮本殿に参進する宮司以下の神職・巫女ら=撮影:2016/12/16 奈良市春日野町


若宮おん祭 宵宮祭2
高坏に盛られた「御戸開の神饌」のひとつ。手前隅に載る黄色のものは、色・形から「餢飳(ぶと)」ではないかと推定されます。餢飳は、米粉に水を加えて練りギョーザのような形を作り、せいろで蒸して菜種油で揚げたもの(→こちら)=撮影:2016/12/16 奈良市春日野町


若宮おん祭 宵宮祭3
宵宮祭を滞りなく終え、若宮本殿を退出する神職ら=撮影:2016/12/16 奈良市春日野町


若宮おん祭 宵宮祭4
退出途中に本殿回廊内の榎本神社に参拝するミカンコ(巫女)=撮影:2016/12/16 奈良市春日野町

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  1. 2016/12/20(火) 20:06:05|
  2. 12月の祭り/行事
  3. | コメント:0
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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