奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

晩秋の浄瑠璃寺 2009

晩秋の浄瑠璃寺 2009

奈良・興福寺の別所として寺院や石仏が造立され、平安時代の後期に仏教文化の花開いた当尾(とおの)地区。京都府と奈良県の県境付近にあり、今に残るのは浄瑠璃寺岩船寺の二つの古刹。そして田畑の畦、木立の中、丘の裾の崖など、いたるところに祀られた石仏や磨崖仏が姿を見せる当尾の里です。(当尾の里の石仏群については下記のリンク先)

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 ・浄瑠璃寺 紅葉 2015
 ・浄瑠璃寺 紅葉 2013
 ・雪の浄瑠璃寺 2013
 ・雪の岩船寺 2013
 ・岩船寺 あじさい 2012
 ・当尾の石仏(1) 岩船寺付近の石仏
 ・当尾の石仏(2) 浄瑠璃寺・西小付近の石仏



浄瑠璃寺 紅葉1
浄瑠璃寺 三重塔(国宝)=撮影:2009/11/27 京都府木津川市加茂町西小(にしお)


浄瑠璃寺 紅葉3
こちらは以前に撮ったもの。楓の色づきには少し早い頃でした=
撮影:2004/11/22 京都府木津川市加茂町西小


浄瑠璃寺 紅葉2
鄙びた山門をくぐると迎えてくれる苑池を挟んで、西に阿弥陀堂(本堂・国宝)・九体阿弥陀仏、東に三重塔(国宝)・薬師如来像を祀る浄瑠璃寺。浄土式庭園は国の特別名勝に指定=撮影:2009/11/27 京都府木津川市加茂町西小


浄瑠璃寺 紅葉4
梵字の阿字をかたどったと云われる宝池。水面に浮かぶ紅葉一葉に戯れる鯉=撮影:2009/11/27 京都府木津川市加茂町西小


浄瑠璃寺 紅葉5
散り紅葉――大門の仏谷への山道で目にした一面の散り紅葉。谷を挟んだ向い側には当尾最大の石仏、阿弥陀如来坐像が刻まれています→こちら=撮影:2009/11/27 京都府木津川市加茂町西小

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  1. 2009/11/30(月) 22:40:47|
  2. 季節の風景・秋
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晩秋の「山の辺の道」  2009

晩秋の「山の辺の道 2009

奈良盆地の東の山裾に沿って走る「山の辺の道」は歴史に登場する最古の道。その全長およそ35kmですが、なかでものどかな里景色が広がる石上神社から大神神社付近までの約15kmは、今なお古道の趣が色濃く残っています。付近一帯は古墳や遺跡のほか、『記紀』や『万葉集』にゆかりの人名や地名、旧跡も多く、訪れる人を古代ロマンの世界にいざないます。



山辺の道 晩秋5
景行天皇陵付近のみかん畑から見た奈良盆地の眺め。雲の切れ間からいく筋もの薄日が差し、大和三山の耳成山(右)と畝傍山の綺麗な姿を浮かび上がらせています。その奥に聳えるのは金剛山、左端の小山は箸墓古墳。撮影:2009/11/15 奈良・桜井市穴師


山辺の道 晩秋1
田畑の間を縫って穏やかに続く道、晩秋の風に揺れるススキ、背後にゆったりした山容の三輪山など、心を和ませてくれる日本の原風景が残っています。撮影:2009/11/15 奈良・天理市渋谷


山辺の道 晩秋2
なだらかな丘陵地帯では柿、みかんなどの果樹栽培が盛んです。撮影:2009/11/15 奈良・天理市渋谷


山辺の道 晩秋3
やがて二上山付近に沈もうとする赤みを帯びた晩秋の日差し。逆光で暗くなるのは承知で、柿の木に二上山を配して撮ってみました。撮影:2009/11/15 奈良・天理市山田


山辺の道 晩秋4
満開の十月桜。10月頃から咲き始め、3月頃にもう一度咲きます。「山の辺の道」沿いで、梅、椿、桜、ナノハナ、レンゲソウ、桃、カタバミ、ヒガンバナ、紅葉など、四季を彩る花たちにめぐり合うことができます。撮影:2009/11/15 奈良・天理市園原町


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  1. 2009/11/25(水) 11:01:10|
  2. 季節の風景・秋
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櫛玉比女命神社 戸立祭(宵宮) 2009

櫛玉比女命(くしたまひめのみこと)神社

櫛玉比女命神社は延喜式にいう「廣瀬郡五座」のひとつで、北葛城郡広陵町弁財天、葛城川の西に鎮座します。境内地全体が前方後円墳で、その後円部上に本殿が建つ、ちょっと変わった神社です。古代祭祀遺跡であり、古墳と神社が結びつく例として興味深く思われます。なお、その古墳は聖徳太子の築造との伝承があります。

戸立祭 (とたてまつり)

晩秋の10月31日(宵宮)、神社の氏子である4つの大字(弁財天、南、的場、萱野)からだんじり地車)が賑々しく町なかに繰り出され、夜になって神社の拝殿に向かって曳き込まれるという勇壮なお祭り、「戸立祭」が行われます。
翌日(11月1日)の本宮では朝から例祭が行われ、境内で夜を明かしただんじりは午後から町内を再び練り歩いて各地元に戻ります。

ところで 「戸立祭」の名は、家々で戸を立てて(閉めて)この祭りに参加したことに由来するそうです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
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 ・櫛玉比女命神社 戸立祭(宵宮) 2012
 ・櫛玉比女命神社 戸立祭(宵宮) 2011
 ・櫛玉比女命神社 戸立際(本宮) 2011



戸立祭1
街なかに繰り出された萱野だんじり。二階構造になっただんじりの上には「上乗りさん」と呼ばれる自治会、青年団、自警団の各役員が、そして下には鐘と太鼓の囃し方が乗り込んでいます。面白いことに、カネは鉦ではなくて鐘なのです。神様のお祭りにお寺の釣鐘――高さ40~50cmの梵鐘――が各だんじりで使われています=撮影:2009/10/31 奈良・広陵町萱野


戸立祭2
だんじりはその幅いっぱいの、昔ながらの街路をゆっくりと曳行されます。寄進のあったお宅の前で止められ、鐘と太鼓のお囃子に合わせ青年団の若衆が代るがわるに伊勢音頭を声高らかに唄い感謝を表します(萱野のだんじり)=撮影:2009/10/31 奈良・広陵町萱野


戸立祭3
こちらはのだんじりの出発風景です。役員さんの挨拶、
お神酒で乾杯、手締めと続き、曳き綱の先頭には子供達
が出発を待っています。だんじりの屋根にある御幣は
紙ではなく檜をカンナで薄く削ったもの=
撮影:2009/10/31 奈良・広陵町南


戸立祭4
境内入り口で宮入の合図を待つ一番乗りの弁財天のだんじり。伊勢音頭を唄うたびにお酒を飲み(飲まされ)、足元はおぼつかなく、道中で唄いっぱなしの声もかれていますが、なんのその、なおいっそう高らかに伊勢音頭を唄い、身体をぶつけ合って士気を高めています=撮影:2009/10/31 奈良・広陵町弁財天


戸立祭5
いよいよ宮入の合図があってお祭りは最高潮。鐘と太鼓の早打ちの中、だんじりは拝殿に向かって一気に曳き込まれ、拝殿すれすれで止められます。危険を伴う豪快な宮入ですが、その中に女性のあでやかな勇姿も見られました(的場のだんじり)。石段ぎりぎりにだんじりを止めると、青年達は拝殿になだれ込み、奉幣し、巫女のお祓いを受け、そして伊勢音頭が威勢良く奉じられます=撮影:2009/10/31 奈良・広陵町弁財天


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  1. 2009/11/21(土) 11:35:32|
  2. 10月の祭り/行事
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御杖村菅野 四社神社 秋祭り/獅子舞 2009

四社神社 獅子舞 2009

四社神社(ししゃじんじゃ)は御杖村(みつえむら)菅野を通る伊勢本街道沿いに鎮座します。かつて大和地方からお伊勢参りにでかける人は必ず当神社に道中の安全を祈願したそうです。

その昔、倭姫(やまとひめ)が天照大神を祀る新たな宮地を探して伊勢に向かう途中、ここに行宮(ゆきみや)を造ったと伝わります。お伊勢さんとは縁が深い神社です。

秋祭りはもともと11月23日に斎行されていましたが、2007年(平成19年)から10月第4日曜日に変更となりました。収穫の感謝や地域の安全・平安を祈る祭礼が午前中に行われたあと、正午から神楽獅子が奉納されます。獅子舞を演じるのは「菅野獅子舞保存会」の皆さんと地元小学校の児童たち。演目は12種類ほどでした。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・門僕神社 曽爾の獅子舞 2012
 ・門僕神社 曽爾の獅子舞 2011



四社神社 神楽獅子3
「獅子踊り」
笛と太鼓のお囃子に合わせて獅子舞が奉納されます。「神前の舞」「中村」「参神楽」「荒神払いくずし」「蝶神楽」「廻り返し剣」「参神楽くずし」「獅子踊り」「接(つ)ぎ獅子」など、実に多彩な獅子舞が続きました。撮影:2009/10/25 奈良・宇陀郡御杖村菅野


四社神社 神楽獅子1
「参楽舞」
演舞ごとに、その舞に相応しい獅子頭が使われます。後ろに見えるのは多種の立派な獅子頭。男女の児童たちも大活躍でした。撮影:2009/10/25 奈良・宇陀郡御杖村菅野


四社神社 神楽獅子2
「新矩」
獅子1頭の舞ですが、途中で舞うのをやめて寝てしまいました。道化役の天狗たちは獅子を目覚めさせようと懸命です。手にしているのは竹の先を細く割ったササラ竹。このとき以外の天狗は、境内で見物客の肩を叩いて廻っています。叩いてもらうと、無病息災でいられるとか。撮影:2009/10/25 奈良・宇陀郡御杖村菅野


四社神社 神楽獅子4
「神楽道中お伊勢まいり」
お伊勢参りの花魁(おいらん)道中の様子を示すといわれます。男獅子と女獅子が肩の上に立って舞う「接(つ)ぎ獅子」。この舞に限って「伊勢音頭 道うた」が唄われる中で演じられました。肩の上の両獅子は鈴と御幣、ついで短刀、さらに男獅子は傘と扇、女獅子は手鏡と、次々に持ち物を替えます。最後に両獅子ともに扇と閉ざした傘を持ち、その傘を開くと紙吹雪が舞い落ちるという仕掛け。はらはらドキドキのうちに、みごとに演じられました。撮影:2009/10/25 奈良・宇陀郡御杖村菅野


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  1. 2009/11/13(金) 13:54:22|
  2. 10月の祭り/行事
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大神神社 抜穂祭 2009

大神神社(おおみわじんじゃ) 抜穂祭(ぬきほさい) 2009

大神神社から狭井(さい)神社を経て山の辺の道を北へ10分ほど歩くと、西側に「大美和の杜(おおみわのもり)」が広がります。ここに三輪山を源流とする清らかな狭井川が流れ込む「神饌田(しんせんでん)」があります。「神饌田」では米作りの神事として、まず籾種(品名「イセヒカリ」)を播く「播種祭(はしゅさい)」(5月12日)が、ついで苗代で順調に育った早苗を植える「御田植祭」(6月25日)がすでに行われています。

植えられた早苗は三輪山麓の豊かな自然に抱かれすくすくと育ち、暑い夏を過ぎて稲穂もたわわに実り、10月20日には稲の収穫を祝う「抜穂祭」をむかえました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・大神神社 抜穂祭 2012
 ・大神神社 播種祭 2012
 ・大神神社 御田植祭 2012
 ・大神神社 御田植祭 2010
 ・大神神社 御田植祭 2005



大神神社 抜穂祭5
広さ60坪の四隅に忌竹を立て注連縄を張り、紙垂(しで)をつけた神聖な「神饌田」に金色の稲穂が広がっています。撮影:2009/10/20 奈良・桜井市三輪


大神神社 抜穂祭1
お祓い、献饌とつづき、稲の順調な生育に感謝する祝詞が奏上されたあと、「抜穂の神事」に移ります。撮影:2009/10/20 奈良・桜井市三輪


大神神社 抜穂祭2
白丁姿の田作男(篤農家の集まりである豊年講の人たち)がお払いを受けた鎌などをささげ持ち、神官に導かれて「抜穂」の作業にかかります。撮影:2009/10/20 奈良・桜井市三輪


大神神社 抜穂祭3
みごとに実った稲穂を少し刈り取り、ていねいに1本いっぽん穂先を抜き取って束ねます。まさに「抜穂祭」の名のゆえんが分かるこの日のハイライト。撮影:2009/10/20 奈良・桜井市三輪


大神神社 抜穂祭4
束ねた「抜穂」は三方(さんぼう)に載せて神前に供えられます。収穫されたお米は大祭をはじめ年中の各祭典のお供えに、そして稲藁は新年の注連縄に用いられます。撮影:2009/10/20 奈良・桜井市三輪

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2009/11/11(水) 15:28:24|
  2. 10月の祭り/行事
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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