奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

薬師寺 お身ぬぐい 2009

薬師寺 お身ぬぐい 2009

年の瀬も押しつまった12月29日、恒例のお身ぬぐい薬師寺で行われました。まず金堂で仏さんの魂を抜く法要が営まれた後、若い僧侶達の手によってお身ぬぐいが丁寧に行われます。金堂の薬師三尊のお身ぬぐいが終わると、講堂その他の仏さんのお身ぬぐいに移ります。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・薬師寺 お身ぬぐい 2011
 ・薬師寺 花会式を前に 「お身ぬぐい」 2011
 ・東大寺 大仏さんの「お身ぬぐい」 2009
 ・唐招提寺 お身ぬぐい 2010



薬師寺 お身ぬぐい1
法要が済むと、餅つきで使用された湯の入った桶が、白丁姿の若衆により堂内に運び込まれます。ご本尊の薬師如来坐像(国宝)と脇侍の日光・月光両菩薩像(国宝)、台座付近なども、お湯でしぼった浄布で丁寧に拭き清められました。撮影:2009/12/29 奈良市西ノ京町


薬師寺 お身ぬぐい2
清々しく新年を迎えて頂けるよう、お身ぬぐいの終わった
薬師三尊像です。平素なら写真撮影は厳禁のところ、もう
一度仏さんに魂を入れる法要の前にそっと美しいお姿を
撮らせていただきました。手前から日光菩薩、薬師如来
月光菩薩。撮影:2009/12/29 奈良市西ノ京町


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  1. 2009/12/30(水) 21:40:45|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(7) 後宴能 2009

春日若宮おん祭(7) 後宴能 2009

お旅所祭の翌18日午後2時、若宮神が本殿に還られた後のお旅所で「おん祭」の奉仕者の労をねぎらう後宴能が行われました。

芝舞台に板敷きの能舞台が設けられ、金春座により能「生田(いくた)」と「葛城(かつらぎ)、この二つの間に狂言「呼声(よびこえ)」がそれぞれ奉納されました。これをもって874回目の春日若宮おん祭は4日間の日程がすべて終了しました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(9) 後宴能 2014



能 「生田」1
能楽 「生田(いくた)」
平敦盛の霊と遺児との対面を描いた金春流「生田」。平敦盛の子だと聞かされた少年は賀茂の明神のお告げで生田の森を訪れると、敦盛の霊が現れ涙の対面をはたします。撮影:2009/12/18 奈良市春日野町


能 「生田」2
能楽 「生田」
一ノ谷での合戦の様子を語りますが、やがて修羅の地獄を
見て亡者との戦いが始まります。撮影:2009/12/18 
奈良市春日野町


能 「生田」3
能楽 「生田」
回向を頼みながら敦盛は、夜明けとともに消えてゆきます。
撮影:2009/12/18 奈良市春日野町


狂言 「呼声」
狂言 「呼声(よびこえ)」  
居留守をつかう太郎冠者を叱責しようと主人は次郎冠者を連れて、作り声や平家節、小歌節、踊節で太郎冠者を呼びますが、太郎冠者は居留守をつかい続けます。しかしついに踊節に浮かれて主人と顔を合わせてしまい、追っかけられるという賑やかな舞台。「やるまいぞ、やるまいぞ…」と太郎冠者を追っかける主人。撮影:2009/12/18 奈良市春日野町


能 「葛城」1
能楽 「葛城(かつらぎ)」
羽黒山の山伏が葛城山で吹雪に遭って困っていると女
(前シテ)が現れ、山伏を庵に招き入れます。撮影:
2009/12/18 奈良市春日野町


能 「葛城」2
能楽 「葛城」
女は約束を守らなかったために戒めに苦しんでいるので、祈祷をして呪縛から解き放って欲しいと山伏に乞い、葛城山の神と名乗り消え失せます。
このあと呪縛から逃れた神(後シテ)が現れ大和舞を舞いますが、醜い己の容貌を見られるのを恥じ、夜の明けぬうちに天の岩戸へと姿を隠します。撮影:2009/12/18 奈良市春日野町


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  1. 2009/12/29(火) 10:14:18|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(6) 奉納相撲 2009

春日若宮おん祭(6) 奉納相撲 2009

お旅所祭の翌18日午後1時から、おん祭が無事に行われたことを祝い、お旅所の北側に設けられた土俵で相撲が行われました。今年は新型インフルエンザの影響のため学生の参加者が少ないとのことでしたが、真剣な取り組みが披露されました。この日は今年一番の寒さ。土俵も凍てつき寒風吹くなか、力士の皆さんの敢闘に観客から拍手でした。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(8) 奉納相撲 2012



おん祭 相撲1
春日大社の神紋の「下がり藤」の幕が張り巡らされた特設の土俵。お払いで清められた土俵で熱のこもった取り組みが繰り広げられました。奈良市体育教会、奈良市相撲協会の協力で催行されています。撮影:2009/12/18 奈良市春日野町


おん祭 相撲2
キャリアを積んだベテラン力士の土俵入り。撮影:2009/12/18 奈良市春日野町


おん祭 相撲3
還暦を過ぎた力士も本番とあれば力が入って顔も真っ赤。真剣な力相撲が展開されました。元気な中学生の取り組みも見ごたえありました。撮影:2009/12/18 奈良市春日野町


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  1. 2009/12/28(月) 12:04:15|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(5) お旅所祭/神事芸能 2009

春日若宮おん祭(5) お旅所祭/神事芸能 2009

おん祭の中心行事であるお旅所祭は17日の午後2時半頃に始まります。
祭典ではお祓いのあと若宮神が遷られた御假殿(=行宮)の御前に神饌が捧げられます。その中には染御供(そめごく)――お米を青黄赤白に染め分けて円筒状に積み上げたもの――と呼ばれる珍しいお供えがあります。

次いで宮司が御幣を捧げ祝詞を奏上し、日使(ひのつかい)の奉幣、祝詞、そして関係者の拝礼が続きます。

いよいよ神楽をはじめとする古典芸能(国指定の重要無形民俗文化財)の奉納が、「芝居」の語源といわれる芝舞台の上で、午後3時半頃から午後10時半過ぎまで繰り広げられます。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(6) お旅所祭/細男舞 2015
 ・春日若宮おん祭(11) お旅所/神事芸能 2013
 ・春日若宮おん祭(6) お旅所祭/神楽など神事芸能 2011
 ・春日若宮おん祭(10) お旅所祭/神楽など神事芸能 2010



神楽
社伝神楽 二人舞「神のます」
お旅所での神楽は春日大社の祭典の中でも最も大儀で華やいだもの。最も格式のある装束が用いられています=撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


東遊
東遊(あずまあそび) 「求子舞」
舞人4人(童児)が「駿河舞」と「求子舞」の2曲を舞います。珍しく子どもが舞う東国の風俗舞=撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


細男
細男(せいのう)
立烏帽子に白衣をまとい、白い布を目の下に垂らした6人(小鼓二人、笛二人、素手二人)で舞います。笛と鼓のよる、ほとんど音階のない素朴な調べ(?)の流れるなか、素手の二人は左袖で顔を覆って前に進み後ろに退き、ほとんど所作らしいもののない不思議な「左袖の舞」を演じています。なんとも神秘的な独特の雰囲気です。神功皇后の朝鮮出兵時の故事に因むそうですが、御霊を鎮める神事なのか芸能なのか、分からないことの多い細男舞だそうです=撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


翁
猿楽(さるがく) 「神楽式(かぐらしき)」
猿楽は能の古い形、能楽の古名。「神楽式」は「翁」の原型といわれるもので、面をつけずに素面で舞われます。「翁」は祭事や神事での能の始めには必ず行われ、天下泰平を祈願します。金春座による、おん祭お旅所神前の特別な「翁」として貴重な芸能といわれます=撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


振鉾三節
舞楽 「振鉾三節(えんぶさんせつ)」
舞楽の始めに舞われる曲で、国家安寧、雅音成就を祈るもの。左方の舞人(赤袍)が一人で舞い、次に右方の舞人(緑袍)、最後に左右の舞人が同時に舞います=撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


和舞
舞楽 和舞(やまとまい)の「諸司舞(しょしまい)」
大和の風俗舞。後ろの裾が尾長鳥のように長い衣装を着て、榊の枝を手に持ち、虎皮の鞘で飾った太刀を佩いた4人の舞人による舞です。これより先に和舞の「神主舞」が奉納されます=撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


蘭陵王
舞楽 「蘭陵王(らんりょうおう)」
勇壮ないでたちと軽快な足の運び、それに奏でる楽もさらに激しく
活発になります。「蘭陵王」と「納曾利」は先に行われた競馬の
勝負舞です。今年は左方(赤)の馬が勝ったので、左方の舞楽(左舞)
の「蘭陵王」が、右方の舞楽(右舞)の「納曾利」より先に演じら
れました=撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


納曽利
舞楽 「納曽利(なそり)」
緑青色の面をつけ、龍が舞い遊ぶ様子を表した舞といわれます。
右舞の「納曽利」は左舞の「蘭陵王」と一対をなし、こういう一組
は番舞(つがいまい)と呼ばれ、対で舞われるのが通例です=
撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


散手
舞楽 「散手(さんじゅ)」 
神功皇后の新羅攻めの際、率川明神が船の舳先に現れ将兵を指揮
したときの様子を舞にしたといわれます。舞人は赤い隆鼻黒髪の
威厳のある面をつけ、派手な鳥甲をかぶり、太刀を佩き、鉾を
持って一人で舞います。勇壮活発で荘重な動きのある武舞です=
撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


貴徳
舞楽 「貴徳(きとく)」
中国漢の時代、漢に降伏した勇壮な武将・貴徳候を讃えその勇姿を
模したものといわれます。「散手」とは異なり白い面をつけ気品高く
勇壮な舞です。篝火だけの暗い舞台に眼光鋭い白い面が異様な
雰囲気がかもされます。「散手」(左舞)と一対をなす右舞です=
撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


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  1. 2009/12/27(日) 15:55:12|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(4) お渡り式 2009

春日若宮おん祭(4) お渡り 2009

お渡りは一般には、ご神霊が多くのお供を従え行列を組んでお旅所の行宮(あんぐう)に遷られることを言いますが、若宮おん祭では「遷幸の儀」を終え、既にお旅所にお遷りになった若宮神のもとにお参りするための行列です。平安時代から江戸時代に至る古式ゆかしい時代行列が奈良の町に繰り広げられます。おん祭の見所のひとつです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(6) 松の下式 2012
 ・春日若宮おん祭(5) お渡り式 2012
 ・春日若宮おん祭(4) お渡り式 2011
 ・春日若宮おん祭(8) お渡り式 2010


 
お渡り式1
お旅所  若宮神が既にお遷りになった御假殿〔(おかりでん)行宮〕の前には芝舞台があります。「芝居」の語源といわれる芝舞台の上で各種の神事芸能が奉納されます。手前に大きな火焔が目を引く左右一対の鼉太鼓(だだいこ)が据え付けられています。神楽や舞楽の奏楽で打ち鳴らされます。お渡り行列の一行は、ここお旅所に向かって練り歩いて来ます。なお御假殿の造営には2ヵ月半ほどかかっているそうです。撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


お渡り式2
田楽座  先頭に華やかな五色の御幣をおし立てた
田楽座の一行。すぐ後に花笠が続きます。
撮影:2009/12/17 奈良市登大路町


お渡り式3
花笠  奈良一刀彫りの起源といわれる翁などの人形を飾った花笠が人目を惹きます。一の鳥居を渡ったところからお旅所まで(「下の渡り」)は、笛役が花笠を頭上に載せて歩きます。撮影:2009/12/17 奈良市登大路町


お渡り式4
南大門交名の儀 (なんだいもん こうみょうのぎ)  興福寺から出仕した僧兵が南大門跡でお渡り行列を見張っています。お渡りの一行は、祭礼の主催権をもつ興福寺に敬意を表して通過しなければなりません。それぞれが役柄を名乗り、大和士(やまとざむらい)にあっては御師役が交名を声高らかに読み上げるなど、古式ゆかしい儀式です。撮影:2007/12/17 奈良市登大路町


お渡り式5
「梅白枝」(うめのずばえ) 「祝御幣」(いわいのごへい)  日使(ひのつかい)の一行の中で、赤衣(せきえ)に千早(ちはや)と呼ぶ白布を肩から長く垂らして地面を引いて進む「梅白枝」と「祝御幣」です。日使というのは、関白藤原忠通がおん祭に向かう途中で急病となり、お供の楽人にその日の使いをさせたことに由来します。撮影:2009/12/17 奈良市春日野町


お渡り式6
流鏑馬の稚児 (やぶさめのちご)  笠を被り背中に箙(えびら)を負い赤の水干を着た揚児(あげのちご)です。あとには白の水干を着た射手児(いてのちご)二騎が続きます。撮影:2009/12/17 奈良市登大路町


稚児流鏑馬
稚児流鏑馬  射手児(いてのちご)がまさに矢を放って的を射抜こうとしているところです。こうして三騎が参道に設けられた一の的より三の的まで順次矢を射て進みます。撮影:2007/12/17 奈良市春日野町


競馬
競馬  競馬は二騎ずつ三回、馬出橋(まだしのはし)
からお旅所前の勝負榊まで参道を疾走し、勝敗を争います。
左右の馬の勝敗によって、左舞の舞楽「蘭陵王(らんりょう
おう)」と右舞の「納曽利(なそり)」の順番が決められます。
今年の三番勝負の結果は左の勝ちでした。
撮影:2009/12/17 奈良市春日野町

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  1. 2009/12/26(土) 22:17:39|
  2. 12月の祭り/行事
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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