奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

談山神社 阿波踊り奉納 2011

談山神社 阿波踊り奉納 2011
  談らいの峰に 賑々しく渦巻く阿波踊り

「春のけまり祭」の終わりに、奈良の徳島県人会同好の士、「大仏連」の出演による阿波踊りの披露・奉納がありました。

夏季になると徳島県内各地の市町村で開催され、なかでも徳島市阿波踊りは国内最大規模で最も有名。近年では全国各地で行われるようになっているようですが、晩春の多武峰(とうのみね)で阿波踊りが渦巻くとは想定外でした。

三味線、太鼓、鉦(かね)、横笛の2拍子の伴奏にのって 「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ…」 中大兄皇子も藤原鎌足もさぞ驚くも喜んだたことでしょう。「大仏連」という名前が、奈良人を嬉しくさせてくれます。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・談山神社 紅葉 2010



談山神社 阿波踊り5
女物の浴衣に網笠を深く被り、下駄を履いた女踊り。鳴り物もベテラン揃いで熱演。撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰


談山神社 阿波踊り3
2列に横並びだったと思うと、瞬時に隊形を縦長などに変えるなど、変貌自在。撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰


談山神社 阿波踊り1
女もすなる男踊り。男の踊り手は手ぬぐいを盗人被りで、勇猛に。撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰


談山神社 阿波踊り2
艶っぽく、上品な女踊りです。撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰


談山神社 阿波踊り4
ベテランに混じって子供達も達者です。撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰



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  1. 2011/04/30(土) 16:45:09|
  2. 4月の祭り/行事
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談山神社 春のけまり祭 2011

談山神社 春のけまり 2011
  大化の改新ゆかりの 「けまり祭」

中大兄皇子(後の天智天皇)と藤原鎌足が蹴鞠(しゅうきく=けまり)を通して親交を深め、大化の改新を図ったという故事に因んで行われる「けまり祭」。毎年春(4月29日)と秋(11月3日)に「大化改新談合の地」の伝承が残る談山神社(たんざんじんじゃ)で行われます。

十三重塔(重文)を見上げる「けまりの庭」で神事の後、参加者・参拝者全員が東日本大震災の犠牲者へ黙祷。ついで蹴鞠保存会(京都)のメンバー16名により、「けまり」の妙技が奉納・披露されました。

烏帽子(えぼし)、鞠水干(まりすいかん)、鞠袴(まりばかま)、沓(くつ)など、鞠専用の衣装を身にまとった「鞠足」(まりを蹴るひと)8名が一人ずつ「鞠庭」に入ります。「アリ」・「ヤ」・「オウ」の掛け声で優雅に鞠を蹴り、掛け声の長短・抑揚によって鞠の受け渡しを知らせ、鞠の奪い合いや受け損じがないようにします。勝敗を競うものではなく楽しむもの。始め・途中・終わりの各動作には、多くの作法があるようです。

先にも写真と説明を挙げました(下のリンク)。併せてご覧いただければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・談山神社 秋のけまり祭 2014
 ・談山神社 春のけまり祭(2005年)
 ・平城遷都1300年祭 蹴鞠(けまり)



談山神社 春のけまり祭1
けまりの庭の四隅に竹を立て注連縄を張り結界した斎場での神事・けまり祭。奏楽の中で行われます。6年前は権殿で斎行されました。いつの頃からか権殿の下の「鞠庭」内に祭壇を設け、ここで行われるようになったようです=撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰


談山神社 春のけまり祭2
鞠(まり)をもみじの枝に挟んだ「枝鞠」。お祓いを受けた「枝鞠」を一座の長が戴き、鞠庭の中央に進み出て「解き鞠」の儀式を行うところ。「解き鞠」は鞠を見せないように袖の下に隠して優雅に枝から鞠を外す(解く)作法=撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰


談山神社 春のけまり祭3
8人1組となって蹴鞠を行います。南面の鞠庭で、北西、南東、北東および南西に4人の「じく(軸)」が入り、鞠は主として「じく」が蹴ります。残る4人(「つめ」といい、鞠を「じく」に蹴り戻す役――解説者は野球でいえば外野に相当すると説明)は正面を空けて「じく」の間に並びます。写真の左端(北西の「じく」)は「のき(軒)」といって、リーダーに当たる人=撮影:2011/4/29 奈良・桜井市多武峰


談山神社 春のけまり祭4
北東の「じく」が優雅に鞠を蹴るところ。鞠は右足の甲で蹴り、
その他の部分は使えません。膝を曲げ過ぎないように、足の裏
を見せない程度に、優雅な動きで蹴り上げなければなりませ
ん。鞠には空気圧が掛けられていないので弾まなく、きれいに
蹴り上げるのは、意外に難しいようです=撮影:2011/4/29 
奈良・桜井市多武峰

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  1. 2011/04/30(土) 14:41:55|
  2. 4月の祭り/行事
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東大寺 花まつり千僧法要 2011

東大寺 花まつり千僧法要 2011
  宗派を超えて世界平和と東日本大震災の復興を祈る大法要

花まつり千僧法要」というのは、宗派を超えて多くの僧侶が東大寺の大仏(毘盧遮那仏)のもとに参集し、苦悩する人々の心の救済と人類の福祉・世界の平和を願つとともに仏法興隆を祈る大法要。1988年(昭和63年)に始められ、毎年4月26日に営まれています。今年で24回目。

この行事は、聖武天皇が生命あるものすべての幸福と安寧を願って大仏造像を発意され、東大寺に千僧・万僧を招請してその開眼供養会を催されたとの故事に倣うものです(記念宝塔の『誓願文』より抜粋)。

今年は東日本大震災の爪あと深く、その復興祈願もとりあげられました。主催は全日本仏教青年会、共催は南都二六会と東大寺

南都六宗を始め多くの宗派・会派の僧侶が列を組んで大仏殿に参進。法螺貝や太鼓の音が広い境内に響き渡り、普段は見慣れない光景が広がりました。

大仏殿での法要の後、場所を記念宝塔(アショカ・ピラー)に移して花まつりの法要が行われました。

この宝塔は、仏法を象徴する神聖な獅子をかたどったサルナート(釈迦が初めて説法したとされる地)のアショカ・ピラー柱頭部を模したもの。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺 花まつり千僧法要 2012



東大寺 花まつり1
南大門を背にして大仏殿を目指し中門に参進する僧侶の行列。大音声の法螺貝に続いて、笙・篳篥・横笛による雅楽の道楽、さらに最後部は太鼓を響かせ進んできます。鹿もお出迎え。撮影:2011/4/26 奈良市雑司町


東大寺 花まつり2
全国から宗派の違いを超えて300余名(東大寺のお坊さんによる)の僧侶が集いました。宗派が異なれば僧衣も違い、まるで僧侶のファッション・ショウを見る思い(笑)。撮影:2011/4/26 奈良市雑司町


東大寺 花まつり3
日蓮宗の太鼓の音が大仏殿境内に響き渡りました。めったに耳にできない、目にはいらない情景。撮影:2011/4/26 奈良市雑司町


東大寺 花まつり4
台座(蓮華座)に居並ぶ300余名の僧侶達。慶讃文が読み上げられ、各宗派ごとに読経されたようです。般若心経、大般若転読もありました。撮影:2011/4/26 奈良市雑司町


東大寺 花まつり7
この日ばかりは、大仏さんの後ろまで僧侶で埋め尽くされ、読経の声が満ち溢れました。撮影:2011/4/26 奈良市雑司町


東大寺 花まつり5
大仏殿での法要のあと、東側にある「花まつり千僧法要 記念宝塔(アショカ・ピラー)」〔写真右手〕の前に場所を移して法要。この宝塔は、仏法を象徴する神聖な獅子をかたどったサルナート(釈迦が初めて説法したとされる地)のアショカ・ピラー柱頭部を模したもの。撮影:2011/4/26 奈良市雑司町


東大寺 花まつり6
可愛らしいお釈迦さんの誕生像(身の丈およそ10cm)に甘茶をかける「花まつり」。撮影:2011/4/26 奈良市雑司町


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  1. 2011/04/28(木) 23:26:48|
  2. 4月の祭り/行事
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興福寺 文殊会 2011

興福寺 文殊会 2011
  知恵と福徳を授かろうと文殊菩薩に参拝

興福寺東金堂の本尊は薬師如来坐像(重文)ですが、左の脇侍をつとめるのが文殊菩薩坐像(国宝、鎌倉時代)。悟りの知恵を象徴する菩薩で古くから学問僧の祈願仏として信仰を集めてきました。

東金堂で毎年4月25日に行われる文殊会文殊菩薩にあやかり知恵や福徳を授かるようにと、稚児行列が近くの浄教寺から三条通りを東金堂まで練り歩きます。烏帽子姿や花笠姿、坊主姿など、稚児衣装で着飾った可愛らしい幼稚園児たち。小学生が書いた一字書の奉額車を曳き、ハナミズキの咲く三条通りの緩やかな坂道を練り歩くさまは、微笑ましいもの。

到着した東金堂では学業成就や家運興隆を祈願して法要が営まれます。

関連記事(当管理者による関連写真記事へのリンク)
 ・興福寺 文殊会 2016
 ・興福寺 文殊会 2013
 ・興福寺 文殊会 2010



興福寺 文殊会1
金棒曳きを先頭に三条通りの坂道を登る稚児行列。紅白のハナミズキが行列に彩を添えます。後ろに見える屋根は奉額車=撮影:2011/4/25 奈良市三条通


興福寺 文殊会2
道楽を奏でる天平衣装の楽人=撮影:2011/4/25 奈良市三条通


興福寺 文殊会4
小学生が書いて奉納した一字書の奉額車=撮影:2011/4/25 奈良市三条通


興福寺 文殊会3
紅白の綱をもって一字書奉額車を曳く山伏姿、小坊主姿、花笠姿の稚児たち=撮影:2011/4/25 奈良市三条通


興福寺 文殊会5
興福寺東金堂(左建物)に到着した僧侶たち=撮影:2011/4/25 奈良市三条通


興福寺 文殊会6
椿と菖蒲の造花を持つ参拝者の奥、堂内では文殊菩薩の前で学業成就・家運興隆などを祈願し法要中。赤い袈裟姿は貫首の多川俊映師=撮影:2011/4/25 奈良市登大路町


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  1. 2011/04/27(水) 22:09:18|
  2. 4月の祭り/行事
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帯解寺 小野小町忌 2011

帯解寺 (おびとけでら) 小野小町忌 2011
  平安時代の絶世の美女と謳われた小野小町を偲ぶ法要

奈良を南北に通る古代の幹線道路、上ツ道に面して建つ帯解寺(華厳宗)。今から約1100年前、文徳天皇が春日明神のお告げによって当地の地蔵尊に祈願したところ、惟仁(これひと)親王(のちの清和天皇)が誕生。喜んだ天皇は伽藍を建立し帯解の寺号を与えたと云われ、帯解の名称はこれに始まります。

近年では皇室関係者のご懐妊の折に祈願法要を行い、岩田帯やお守りを献納。その由緒で安産・求子(子授け)の信仰を集めています。

本尊の木造地蔵菩薩半跏像は鎌倉時代作の重要文化財で、腹前に帯を結ぶ姿から「腹帯地蔵」と呼ばれます。

一方、当寺に深く関わりあるのが六歌仙・三十六歌仙の一人で、絶世の佳人であったという小野小町(おののこまち)。江戸時代に存在した「小町之宮」の境内跡地に石碑が建立され(平成14年)、小町の一刀彫り人形が祠に納められ(平成17年)、以来毎年4月24日に小町を偲ぶ法要が行われています。

今年は東日本大震災の犠牲者の冥福と被災地の復興も祈願されました。

法要のあと、小町の生涯を表現した「小町舞」が奉納されました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・帯解寺 子安地蔵会 2013
 ・帯解寺 子安地蔵会 2011 



小野小町忌2
小町の宮址、可愛らしい一刀彫の小町人形が納められた祠の前で、参拝する人々が「心の美人」となって幸せに生きられるように、さらに今回は東日本大震災の犠牲者の冥福と被災地の復興も祈願して法要が営まれました=撮影:2011/4/24 奈良市今市町


小野小町忌1
祠に納められている一刀彫の小町人形。1年に1度この日に限って開扉されます=撮影:2011/4/24 奈良市今市町


小野小町忌3
本堂南側にて坂本流(家元・坂本はるえ、東京)による小町舞が奉納=撮影:2011/4/24 奈良市今市町


小野小町忌4
遺された小町の歌から小町の生涯を現したという小町の舞=撮影:2011/4/24 奈良市今市町


小野小町忌5
老いてからの小町を表現。可愛い仕草です=撮影:2011/4/24 奈良市今市町


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  1. 2011/04/26(火) 21:04:33|
  2. 4月の祭り/行事
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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