奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

葛城古道 彼岸花 2011

葛城古道 彼岸花 2011

葛城山の東麓を南北に走る葛城古道。東を見渡せば、海に浮かぶかのような畝傍(うねび)山、耳成(みみなし)山が目に飛び込む大和盆地が広がります。

天高く澄み切った青空のもと秋風が爽やかに吹き渡る日でした。長柄(ながら)神社付近から一言主(ひとことぬし)神社、九品寺(くほんじ)を経て六地蔵石仏の辺りに広がる稲田を散策。収穫前の黄金色に実った稲穂に寄り添い、彼岸花が今を盛りと色鮮やかに存在を誇示していました。

彼岸花といえば、明日香の棚田の風景が良く知られていますが、ここ葛城の伸びやかな稲田を彩る彼岸花も素敵です。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・明日香 稲渕の秋風景 2010
 ・明日香 稲渕の彼岸花 2006



葛城 彼岸花1
葛城山に抱かれ東麓に広がる田園地帯。万葉の時代を彷彿とさせてくれる景観です。撮影:2011/9/27 奈良・御所市長柄 PL-filter使用


葛城 彼岸花2
金剛山を遠方に見る彼岸花。撮影:2011/9/27 奈良・御所市長柄 PL-filter使用


葛城 彼岸花3
黄金色の稲穂と彼岸花のコントラスト。撮影:2011/9/27 奈良・御所市森脇 PL-filter使用


葛城 彼岸花4
棚田の一角。そろそろ収穫の時期か近づきました。撮影:2011/9/27 奈良・御所市森脇 PL-filter使用


葛城 彼岸花5
九品寺(くほんじ)境内の片隅、石仏に寄り添って咲く彼岸花。撮影:2011/9/27 奈良・御所市楢原


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テーマ:季節の風景 - ジャンル:写真

  1. 2011/09/29(木) 11:03:28|
  2. 季節の風景・秋
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二上山に沈む夕日 2011

二上山に沈む夕日 2011

奈良(葛城市)と大阪(太子町)に跨がる二上山。現在は「にじょうざん」と読み、大和言葉では「ふたかみやま」と呼ぶように、雄岳(517m)と雌岳(474m)の2つの頂きからなる双耳峰。大和平野の南部から西を望むと、すぐそれとわかる姿が目に入ります。

また春分・秋分のころ雄岳と雌岳の間に日が沈むところから、古来より神聖な山として崇められ、万葉集などに二上山を詠んだ歌が見られるなど、大和の人々にはたいへん馴染み深い山と云えます。

二つの峰の間に沈む夕日を眺めようと、去る秋分の日に近い日、ビューポイントとしてよく知られた千股(ちまた)池に出かけてみました。夕焼けの好条件には恵まれませんでした。平凡な写真ですが、撮影日が異なる2枚をアップします。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・二上山 落日 2011



二上山 夕日1
雄岳と雌岳の間に沈む夕日。夕焼けを期待させる薄雲が浮かんでいたのに、この後すっかり消えてしまって夕焼けならず。撮影:2011/9/24 奈良・香芝市良福寺 三脚使用


二上山 夕日2
別の日、低く厚い雲が邪魔をして綺麗に焼けなくて、これで精一杯の夕焼けでした。撮影:2011/9/27 奈良・香芝市良福寺 三脚使用


テーマ:夕陽・夕焼け・朝日・朝焼け - ジャンル:写真

  1. 2011/09/28(水) 21:39:07|
  2. 朝焼け・夕焼け
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宝山寺 彼岸万燈会 2011

宝山寺 彼岸万燈会 2011
  全山を万の灯りで覆い尽くす幽玄の法要

生駒山の山腹に露出する般若屈。古くから山岳信仰の対象となり、役行者が梵文般若経を書写して納め、弘法大師も若いころ修行したと伝わります。

そして、江戸初期に中興の祖とされる湛海上人が不動明王を祀ったのが宝山寺の起こりとされます。

今では宝山寺は日本三大聖天(*)の一つとして知られるところ。本尊は不動明王ですが、寺の鎮守として歓喜聖天が祀られているところから、「生駒の聖天さん」と親しまれ、商売繁盛に御利益ありとして庶民の信仰を集めるようになりました。

秋の彼岸の中日に営まれる「生駒聖天お彼岸万燈会」では、大鳥居の下から奥の院に至る参道や境内一円に万を超える燈明が灯され、午後5時から本堂で法要が行われます。

その後、全山が燈明の光に浮かび上がるなか、大矢實園貫主以下の僧侶に続いて手杓の燈明を持った参拝者が石仏の並ぶ参道をぬって奥の院までお練りの「練行法要」を行います。開運、厄よけ、先祖の供養、家庭の安全を祈願して荘厳な万燈会が行われるのです。
(すべて手持ち撮影)

(*)日本三大聖天とは
   ・生駒聖天(宝山寺、 奈良県生駒市)
   ・待乳山聖天(本龍院、東京都台東区)
   ・妻沼聖天(歓喜院、埼玉県熊谷市)

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・宝山寺 彼岸万燈会 2015
 ・宝山寺 彼岸万燈会 2014
 ・宝山寺 彼岸万燈会 2013
 ・宝山寺 彼岸万燈会 2012
 ・宝山寺 大鳥居注連縄奉納 2011



彼岸万燈会1
参拝者をやさしく迎える山門脇の行燈=撮影:2011/9/23 奈良・生駒市門前町


彼岸万燈会2
夕闇迫るころ燈明の灯りに浮かび上がった参道脇の石仏群=撮影:2011/9/23 奈良・生駒市門前町


彼岸万燈会3
念仏を唱えながら奥の院まで参道を練る僧侶たち=撮影:2011/9/23 奈良・生駒市門前町


彼岸万燈会4
手杓の燈明を持ち参道を進む若い参拝=撮影:2011/9/23 奈良・生駒市門前町


彼岸万燈会5
本堂前に所狭しと並べられた燈明で幽玄の世界が出現。
右上部は明かりに照らされた般若屈=撮影:2011/9/23 
奈良・生駒市門前町


テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2011/09/26(月) 23:02:15|
  2. 9月の祭り/行事
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大和神社 紅しで踊り 2011

大和神社 紅しで踊り 2011
  雨乞いの祈願と満願お礼の踊り

大和神社は大和の国魂を祀る社として、大和の歴史的風土との関わりが深い神社。毎年秋分の日の午前中に行われる秋の大祭に付随して、午後1時半から「紅しで(幣)踊り」の奉納が行われます。

紅しで踊り」は、もとは近郷9ヵ村の男だけによる「雨乞い祈願」の「白幣踊り」であったそうです。戦後は途絶えていたところ、50年ほど前に保存会が結成されて復活。昔のままではありませんが形を整え、踊り手が女性ばかりであったところから、「白」を「紅」に替えて「紅幣」にしたと伝わります。

不定期に実施されていた「紅しで踊り」を、1964(昭和39)年10月に天理市の保存会として朝和地区婦人会の皆さんが奉納して以来、現在に至っているとのこと。最近は近くの幼稚園児による可愛らしい「紅しで踊り」の披露が加わるようになりました。

数年前に「紅しで踊り」の歌詞を婦人会の幹事さんのご好意により拝見させて戴きました。

♪ ヨイトコ ヨイトコ ヨーイヤナー …♪ の囃子ことばで始まり、5番まであります。

1番は祝福の歌詞。4番で明らかな「雨乞い」の歌詞が出てきます。
♪ ここは何処 ここは大和 杜の下 東を遥かに見上ぐれば 世にも稀なる竜王山の 竜王の神こそ 雨降らす げにや水神 名所なり ♪

5番で降雨を感謝して終わります。 
♪ 十市(といち)のお山(=竜王山)に雨が降る 降る降る雨こそ有り難や 降りくる雨こそ有り難や ♪ 〈トントントン〉(太鼓の音)

「紅しで踊り」はかつての雨乞いの姿を彷彿とさせてくれる踊りであるところから、天理市無形民俗文化財に指定されています。太鼓の音と歌声に合わせ、「紅しで」を持って反時計方向に回る独特の踊り。近郷から大勢の見物人が集まります。

大和神社の説明と他の行事については下記のリンク先をご覧戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・大和神社 紅しで踊り 2014
 ・大和神社 紅しで踊り 2012
 ・大和神社 ちゃんちゃん祭り 2011
 ・大和神社 御田植祭 2011
 ・大和神社 節分鬼追い式 2011
 ・大和神社 御弓始祭 2011
 ・大和神社 夏越の大祓式 2010



紅しで踊り1
お祓いを受け神様に揃って拝礼する「紅しで踊り」の踊り手さんたち。撮影:2011/9/23 奈良・天理市新泉町


紅しで踊り2
♪ ヨイトコ ヨイトコ ヨーイヤナ、サーサイ サーサイ サーサイ …♪ 〈トントコトン〉(太鼓の音) 撮影:2011/9/23 奈良・天理市新泉町


紅しで踊り3
♪ テーツク テーツク ツーテーツクツ …♪ と、お囃子に合わせて飛び跳ねる赤たすきの園児達。撮影:2011/9/23 奈良・天理市新泉町


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  1. 2011/09/26(月) 14:56:18|
  2. 9月の祭り/行事
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休ヶ岡八幡宮 秋季大祭・子ども相撲 2011

休ヶ岡八幡宮 秋季大祭・子ども相撲 2011
  神前で元気あふれる力相撲

平安時代に薬師寺の鎮守として創建された休ヶ岡八幡宮。薬師寺の南大門を出た直ぐ南に鎮座します。

本殿は両脇に脇殿を伴い小高い石積みの壇上に建ち、境内の北側に「座小屋」(中世に成立した宮座の座衆が利用)と呼ばれる建物があります。両脇に脇殿が付属する社殿は少なく、しかも座小屋まで残っていることから、貴重な歴史文化遺産とみなされています。

休ヶ岡八幡宮では、毎年敬老の日(今年は9月19日)に薬師寺の僧侶が出仕して行なわれる秋季の大祭に合わせ、奉納子供相撲大会が開催されます(主催:薬師寺、地元五ヶ郷水利組合)。戦争で一時中断されていましたが、子供たちの心身の健全な育成を願って15年ほど前に復活させたそうです。

小学生たちは紅白のサラシ(まわしの替わり)をそれぞれ腰に巻いて、男女・学年別に元気いっぱい取組みを披露。近大相撲部のお兄さんの指導と行司で進められました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・休ヶ岡八幡宮 秋季大祭・子ども相撲 2015
 ・休ヶ岡八幡宮 秋季大祭・子ども相撲 2012



休ヶ岡 子ども相撲1
山田法胤管主以下薬師寺の僧侶。神式に則り二礼二拍手一礼で拝礼の後、『般若心経』に続いて「南無八幡大菩薩」と三回斉唱。撮影:2011/9/19 奈良市西ノ京町


休ヶ岡 子ども相撲2
土俵のお祓いを行う休ケ岡八幡宮 夏目芳信宮司。撮影:2011/9/19 奈良市西ノ京町


休ヶ岡 子ども相撲3
まわしの替わりに紅白のサラシを腰に巻き、男女・学年別に取り組みを披露。撮影:2011/9/19 奈良市西ノ京町


休ヶ岡 子ども相撲4
最後は近大相撲部のお兄さんを相手に対戦。男の子も女の子も元気に力を尽くしていました。撮影:2011/9/19 奈良市西ノ京町


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  1. 2011/09/21(水) 16:18:10|
  2. 9月の祭り/行事
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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