奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

薬師寺 お身ぬぐい 2011

薬師寺 お身ぬぐい 2011
  身奇麗になって新年を迎える仏たち

新しい年を迎えるに当たって恒例の薬師寺お身ぬぐいが、年の瀬も押し詰まった29日に行われました。餅つきに使ったお湯で金堂の薬師三尊像はじめ、緒堂の仏さんのお身ぬぐい

般若心経がお堂に響き渡るなか、奉仕の学生さんたちの助けを借りて襷掛けのお坊さんが丁寧に拭き清めると、漆黒の輝きが戻りました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・薬師寺 花会式を前に「お身ぬぐい」 2011
 ・薬師寺 お身ぬぐい(2009年)



薬師寺 お身ぬぐい2011
金堂・薬師如来坐像 撮影:2011/12/29 奈良市西ノ京町

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  1. 2011/12/31(土) 15:53:26|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(7) お旅所祭/舞楽奉納 2011

春日若宮おん祭(7) お旅所祭/舞楽奉納 2011

すっかり夜の帳が下りたころ、篝火の灯りに照らされた芝舞台上で、豪華な装束で優雅な舞振りの舞楽が奉納されます。

先ずは舞台を浄める振鉾(えんぶ)が左右の舞人により舞われたあと、唐楽(左舞)と高麗楽(右舞)の舞が交互に6番、計12曲舞われました(平年は10曲)。南都楽所のメンバーによる奉納です。

前半は、萬歳楽(左)―延喜楽(右)、賀殿(かてん;左)―長保楽(ちょうぼうらく;右)に続いて、今年は甘洲(かんしゅう;左)と敷手(しきて;右)が「別願(べちがん)舞楽」として追加されました。

甘洲と敷手の2曲は、東日本大震災と奥吉野熊野大水害の早期復興を祈願するもので、300年ぶりの演舞であったそうです。

後半は、和舞(やまとまい)を挟んで蘭陵王(左)―納曽利(なそり;右)、散手(さんじゅ;左)―貴徳(右)、抜頭(ばとう;左)―落蹲(らくそん;右)。

蘭陵王と納曽利は競馬の勝敗で順序が決まる勝負舞で、今年は左が勝ちましたので蘭陵王が先に舞われました。

先にもあげましたのでいくつかは省略します。下の関連記事の中の説明も参照して戴ければ幸いです。
春日若宮おん祭の神事芸能」として国の重要無形民俗文化財に指定(1979年)されました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(11) お旅所祭/舞楽奉納 2010
 ・春日若宮おん祭 (5) お旅所祭/神事芸能 2009



おん祭 舞楽1
舞楽 「賀殿(かてん)」 撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽2
舞楽 「長保楽(ちょうぼうらく)」。萬歳楽の番舞として「地久(ちきゅう)」と隔年で演舞されます。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽3
舞楽 「甘洲(かんしゅう)」。甘竹の産地の中国・甘洲で、竹を切るときにこの曲を演奏すると、金翅鳥の鳴き声に聞こえるので蛇や毒虫が人に害を与えないという伝説からついた曲名。次の「敷手」と共に300年ぶりの演奏といいます。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽4
舞楽 「敷手(しきて)」。平安朝のころ、渤海国の大使がたびたび我が国を訪れたため、その風俗舞を作ったのではないかと云われています。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽5
舞楽 「和舞(やまとまい)」 撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽6
舞楽 「蘭陵王」 撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽7
舞楽 「納曽利(なそり)」撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽8
舞楽 「散手(さんじゅ)」 撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 舞楽9
舞楽 「貴徳(きとく)」 撮影:2011/12/17 奈良市春日野町

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  1. 2011/12/31(土) 14:42:07|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(6) お旅所祭/神楽など神事芸能 2011

春日若宮おん祭(6) お旅所祭/神楽など神事芸能 2011
  社伝神楽、東遊、田楽細男舞、猿楽の古典芸能の奉納

お旅所祭での見所のひとつが、「芝居」の語源となった芝舞台で行われる古典芸能の数々。(舞楽は次ページに)
春日若宮おん祭の神事芸能」として国の重要無形民俗文化財に指定(1979年)されています。

これまでに簡単な説明をあげましたので重複を避けます。よろしければ下の関連記事を参照してください。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(6) お旅所祭/細男舞 2015
 ・春日若宮おん祭(11) お旅所祭/神事芸能 2013
 ・春日若宮おん祭(11) お旅所祭/舞楽奉納 2010
 ・春日若宮おん祭(10) お旅所祭/神楽など神事芸能 2010
 ・春日若宮おん祭(5) お旅所祭/神事芸能 2009



おん祭 神楽など1
神楽 「神のます」(ふたり舞)=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 神楽など2
神楽 「松のいはい」  最上位の巫女(みかんこ)だけに許されたひとり舞=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 神楽など3
東遊(あずまあそび)「駿河舞」=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 神楽など4
田楽 「高足(こうそく)」  ふたりの演者が向き合って足を乗せる漆塗りの棒を捧げつつ、左足を上げます。この後棒を地面に立てて左足を棒に乗せる所作が続きます=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 神楽など5
細男による「細男舞」は「磯良(いそら)の舞」とも呼ばれるなぞの芸能。磯良というのは、神功皇后の朝鮮半島出兵の祭に協力した海神の名で、醜いので顔を隠して姿を現したとの伝承があります。写真は「左袖の舞」とも云われ、左袖で顔を隠して前進、後退を繰り返します=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 神楽など6
細男の舞台=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 神楽など7
猿楽 「神楽式(翁舞)」  白の浄衣で舞う神事の形式=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 神楽など8
猿楽 「鈴の段」=撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


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  1. 2011/12/30(金) 22:08:16|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(5) お旅所祭/神事 2011

春日若宮おん祭(5) お旅所祭/神事 2011
  旅先の若宮神をおもてなしする珍しいお供え・神饌(しんせん)

おん祭の中心行事であるお旅所祭。旅先の御假殿(行宮)にお遷りになられた若宮神に、数々の神饌や芸能を捧げておもてなしをしようという祭典です。

お祓い(修祓)の後、米を青・黄・赤・白に染め分けて美しく盛り付けた「染御供(そめごく)」と呼ばれる珍しい神饌やお神酒が捧げられます。続いて宮司による奉幣と祝詞奏上ですが、今年は天下泰平、五穀豊穣の祈願に加え、東日本大震災および奥吉野熊野大水害の早期復興祈願の祝詞が奏上されたということです。

次いで日使(ひのつかい)による奉幣と祝詞奏上の後、参加者は順次玉串を奉奠し拝礼を行います。なお今年の日使は住友電工・社長が勤められました。

今回は「染御供」を中心にご紹介します。神事の後は社伝神楽など、数々の古典芸能が奉納されますが、これについては次ページに譲ります。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(10) お旅所祭/神楽など神事芸能 2010
 ・春日若宮おん祭 (5) お旅所祭/神事芸能 2009



おん祭 お旅所祭1
染御供(そめごく)」と呼ばれる若宮独特の神饌を捧げる神官 撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お旅所祭2
奏楽のうちに、次々と珍しい神饌が神前に捧げられます。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お旅所祭3
干し柿、蜜柑、大根など綺麗に盛られた神饌 撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お旅所祭4
献饌のあと、主役とも云うべき日使(ひのつかい)が若宮神に拝礼。続いて奉幣、祝詞奏上を行います。行宮の傍に座すのは宮司(花山院(かさんのいん)さん。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


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  1. 2011/12/29(木) 21:50:52|
  2. 12月の祭り/行事
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春日若宮おん祭(4) お渡り式 2011

春日若宮おん祭(4) お渡り 2011
  平安時代から江戸時代に至る古式ゆかしい風流行列

平安時代から江戸時代に至る風俗を髣髴とさせるお渡り行列。奈良県庁前を出発し、登大路を西に進み油阪交差点を南に入ってJR奈良駅前を通過後、三条通りを経て春日大社の一の鳥居をくぐってお旅所に至ります。

行列の構成は第1番の日使(ひのつかい)に始まって巫女(みかんこ)、細男(せいのう)、猿楽などの芸能集団や大和士(やまとさむらい)と続き、しんがりは第12番の大名行列となります。

広域を多様な集団がお渡りし、その途中で様々な儀式が行われますので、すべてを一度に見ることはできません。
先にもお渡り式の様々な場面をあげました。今回は少し異なる視点で写真を選びました。関連記事も参照して頂ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・春日若宮おん祭(6) 松の下式 2012
 ・春日若宮おん祭(5) お渡り式 2012
 ・春日若宮おん祭(9) 金春の埒あけ 2010
 ・春日若宮おん祭(8) お渡り式 2010
 ・春日若宮おん祭(4) お渡り式 2009



おん祭 お渡り式1
千早(ちはや)と呼ぶ長い白布を肩に掛け地面に曳いて進む赤依(せきえ)のふたり。それぞれ「梅白枝(うめのずばえ)」と「祝御幣(いわいのごへい)」を捧持し、日使(ひのつかい)を先導します。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お渡り式2
埒(らち)あけ」の語源となった所作(柴垣の封印を解く)
を行う田楽の金春太夫。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お渡り式3
背に箙(えびら)を負い、兜を被った「流鏑馬(やぶさめ)」。おん祭で実際に的を射るのは「射手児(いてのちご)」と呼ばれる稚児が行います。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お渡り式6
流鏑馬の後に続く「将馬(いさせうま)」。大和の大名家から献上された馬の披露に因むといわれます。馬上には人を乗せない引き馬です。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お渡り式4
お渡りの最後を締めくくる大名行列の駕篭かき(担ぎ)。実際に大名役が乗っていました。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


おん祭 お渡り式5
若宮神に拝礼する大名行列の一行。既にお旅所祭の神事が始まっており、並行して来賓たちが神前に玉串奉奠を行っているところです。撮影:2011/12/17 奈良市春日野町


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  1. 2011/12/28(水) 23:02:51|
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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