奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

東大寺 解除会 2012

東大寺 解除会 2012
  1100年余の歴史ある東大寺の「茅の輪くぐり

茅の輪くぐり」と云ったほうが分りやすい解除会(げじょえ)。朝から暑さの厳しい7月28日、東大寺大仏殿にて厳かに営まれました。

解除会について解説を先にあげました。下記のリンクを参照して頂ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺 解除会 2013
 ・東大寺 解除会 2011
 ・東大寺 解除会 2010



東大寺 解除会12-1
若い僧侶から始まり長老さんたちが順次「茅の輪」をくぐりました。最後に北河原別当が直径約2mの茅の輪をいちどくぐった(跨いだ)ところ。ここで茅の輪が前方に回転されて… 撮影:2012/7/28 奈良市雑司町


東大寺 解除会12-2
半回転された茅の輪を再びくぐり抜け、大仏殿に上堂します。東大寺独特の作法らしく興味のもたれるところ。なお履物は茅を編んだ草履です 撮影:2012/7/28 奈良市雑司町


東大寺 解除会12-3
読経しながら大仏の周りを行道する若手の僧侶たち 撮影:2012/7/28 奈良市雑司町


東大寺 解除会12-5
導師を勤める狭川普文師。手前は茅の輪 撮影:2012/7/28 
奈良市雑司町


東大寺 解除会12-4
大仏殿に立てられた「茅の輪」をくぐる参拝者。無病息災を
祈りながら8の字を描くようにして3回くぐります 
撮影:2012/7/28 奈良市雑司町


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  1. 2012/07/30(月) 21:56:26|
  2. 7月の祭り/行事
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十輪院 地蔵盆法要 2012

十輪院 地蔵盆法要 2012
  住職の法話で知られるオトナの地蔵盆  

静かな奈良町の中にある十輪院元興寺旧境内の南東隅に位置し、もとは元興寺の子院だったそうですが、中世以降は庶民の地蔵信仰の寺として栄えたようです。

山門をくぐると正面に低い軒、柔らかな勾配の屋根、そして蔀戸(しとみど)が印象的な本堂(国宝)を目にします。本堂内には石で造った仏龕(ぶつがん、重文)があり、その内部に本尊の地蔵菩薩立像などが祀られています。

十輪院では毎年7月23日、本堂の軒下に多数の提灯が吊り下げられ、幻想的な雰囲気の中で地蔵盆法要が営まれ、そのあと橋本純信住職の法話が続きます。住職を慕って集う参拝者で堂内が一杯になることしばしば。

その橋本住職は、なら町の商店街の一角に 「十輪院 仏教相談センター」を開設(2006年4月)し、「心のサポート」を実践していらっしゃる和尚さん。また当院の公式ホームページには「こころの便り」として含蓄のある法話を掲載していらっしゃいます。

ところで、かの有名なブルーノ・タウト(桂離宮を絶賛し、日本美の素晴らしさを世界に広めたドイツの建築家)が、こんなことを書き残しているのですよ――

「奈良に来たら、まず小規模ではあるが非常に古い簡素優雅な十輪院を訪ねて静かにその美を観照し、また近傍の風物や素朴な街路などを心ゆくまで味わうがよい」(『忘れられた日本』(中公文庫))と。嬉しいですね!

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・福智院 地蔵盆 2012
 ・十輪院 花まつり(仏生会) 2013



十輪院 地蔵盆1
蓮池から法要中の本堂を見る 撮影:2012/7/23 奈良市十輪院町


十輪院 地蔵盆2
「石龕地蔵尊」の提灯がところ狭しと吊り下げられ、参拝者が縁先まであふれ出た本堂 撮影:2010/7/23 奈良市十輪院町


十輪院 地蔵盆3
法要と法話も終わり、そろそろ夕闇迫る十輪院本堂。去りがたい参拝者が和尚さんとお話し中 撮影:2012/7/23 奈良市十輪院町


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  1. 2012/07/27(金) 18:40:06|
  2. 7月の祭り/行事
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福智院 地蔵盆 2012

福智院 地蔵盆 2012
  子供を守るお地蔵さんを 子供たちが供養する会式

関西では古くから行われてきた地蔵盆。地蔵菩薩の縁日の8月24日を中心に行われますが、旧暦に当たる7月23、24日とする所も多いようですね。

大きな地蔵菩薩坐像(重文、像高273cm)を本尊とする福智院では、毎年7月23日に地蔵盆が行われます。法要の後、子供たちの成長や無病息災を祈願して行う数珠繰り、そして童謡を歌って子供たちは楽しく夕べを過ごします。

一般に数珠繰りは祈願だけでなく、死者の供養や虫送り、雨乞い、日乞い、疫神送りなど、様々な目的で古くから行われてきたようです。

ここ福智院では和尚(阪井昇道住職)さんの人柄でしょうか、子供たちにとって夏休み中の楽しいイベントのひとつなのですね、夜の更けるまで子供の賑やかな声があふれる境内でした。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・福智院 地蔵盆 2015
 ・福智院 地蔵盆 2010
 ・吉田寺 地蔵盆 2015
 ・徳融寺 地蔵会 2013
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2011



福智院 地蔵会1
大きな珠を連ねて輪にした大数珠。地蔵菩薩の真言 「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」 と唱えながら(と云っても子供たちは声に出せませんが)、数珠繰り、数珠送りを行います。子供達が入れ替わって2回行われました。中心は阪井昇道住職 撮影日:2012/7/23 奈良市福智院町


福智院 地蔵会2
音声館のわらべ歌教室の子供たち。わらべ歌を合唱したり、あそび歌に合わせて縄跳びなどで遊びました 撮影日:2012/7/23 奈良市福智院町


福智院 地蔵会3
境内の石像の傍らに咲くアキノタムラソウを見つけました。大暑(22日)を過ぎれば、間もなく立秋ですね 撮影日:2012/7/23 奈良市福智院町


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  1. 2012/07/25(水) 16:10:15|
  2. 7月の祭り/行事
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伝香寺 地蔵会(着せ替え法要) 2012

伝香寺 地蔵会(着せ替え法要) 2012
  綺麗さっぱり法衣のお召し替え

「散り椿」で知られる伝香寺。7月23日は「はだか地蔵」の名で親しまれている地蔵菩薩立像(重文)の地蔵会、「着せ替え法要」が行われます。

平素は地蔵堂に安置されている秘仏の地蔵菩薩像ですが、この日は本堂(重文)に遷され特別に開帳されるのです。

先年の記事に簡単な解説をあげました。重複を避けますので、下のリンク先を参照して戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・伝香寺 地蔵会(着せ替え法要) 2011
 ・伝香寺 散り椿 2012
 ・東大寺知足院 地蔵会 2011



伝香寺 着せ替え法要1
昨年の法衣を着た地蔵菩薩を前に、西山明彦住職と興福寺から出仕の僧侶による法要が始まります 撮影:2012/7/23 奈良市小川町


伝香寺 着せ替え法要2
読経が響く中、先ず光背と錫杖が取り払われた後、お召しの着衣が丁寧に脱がされ下帯姿に 撮影:2012/7/23 奈良市小川町


伝香寺 着せ替え法要3
新しい襦袢と衣に着せ替え 撮影:2012/7/23 奈良市小川町


伝香寺 着せ替え法要4
黄みを帯びた赤色の衣に黄色の袈裟が着せられ、錫杖
が右手に戻されます。あとは光背を付ければ仕上がり
です 撮影:2012/7/23 奈良市小川町


伝香寺 着せ替え法要5
鮮やかな色の新しい衣と袈裟をまとった地蔵菩薩立像(重文)。御供物が献上されて法要は終了しました。新しい衣装の色の取り合わせは、一昨年と同じとなりました 撮影:2012/7/23 奈良市小川町

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  1. 2012/07/24(火) 20:59:50|
  2. 7月の祭り/行事
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東大寺と鶴岡八幡宮 慰霊と復興への祈り 2012

東大寺鶴岡八幡宮 慰霊と復興への祈り 2012
  東日本大震災犠牲者の慰霊と被災地復興への神仏合同の祈り

東大寺大仏殿にて7月21日、同寺と鶴岡八幡宮とが合同で、先の大震災の犠牲者の慰霊とともに、被災地の復興に神仏の加護があるよう、祈りが捧げられました。今回で第3回目となります。

導師の東大寺・北河原公敬別当が祈願文を読み上げ、僧侶一同により『大般若経』600巻を転読。斎主の鶴岡八幡宮・吉田茂穂宮司が祝詞を奏上し、巫女が四海の平穏、国家安泰を祈る神楽「浦安の舞」を奉奏しました。

今回は南相馬ジュニアコーラスアンサンブル(福島県南相馬市)が特別参加し、「ふるさと」「明日という日が」の歌声を大仏殿に響かせました。

なお、東大寺鶴岡八幡宮との関係については前回に触れました。併せてご覧戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺と鶴岡八幡宮 慰霊と復興への祈り 2011



東大寺 合同の祈り1
大仏殿に進む東大寺僧侶と鶴岡八幡宮神職・巫女の列 撮影:2012/7/21 奈良市雑司町


東大寺 合同の祈り2
巫女の艶やかなうしろ姿 撮影:2012/7/21 奈良市雑司町


東大寺 合同の祈り3
大仏前で大祓詞(おおはらえことば)を斉唱する鶴岡八幡宮の神職 撮影:2012/7/21 奈良市雑司町


東大寺 合同の祈り4
東大寺僧侶による『大般若経』600巻の転読 
撮影:2012/7/21 奈良市雑司町


東大寺 合同の祈り5
大仏に祈りを捧げる斎主。めったにお目に掛かれない情景(大仏の尊顔は残念ながら許された位置からは写し込めません) 撮影:2012/7/21 奈良市雑司町


東大寺 合同の祈り6
神楽「浦安の舞」を仏前に捧げる鶴岡八幡宮巫女 撮影:2012/7/21 奈良市雑司町


東大寺 合同の祈り7
大仏殿を退出した僧侶と神職が左右に分かれて居並ぶなか、導師と斎主がそれぞれ舞楽台上で参列者に挨拶中 撮影:2012/7/21 奈良市雑司町


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  1. 2012/07/22(日) 21:55:16|
  2. 慰霊と復興への祈り
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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