奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

大神神社 御田植祭 2015

太鼓の音を合図に 早苗を神饌田に植えるお田植神事

年間の様々な祭典でお供えする御饌米(みけまい)やお神酒の醸造用米を収穫するため、毎年6月25日、神饌田でお田植神事が行われます。

白い装束に赤や青の襷をかけ菅笠姿の田作男・早乙女が横一列に並び、古式ゆかしく田長(たおさ)の打ち鳴らす太鼓の音に合わせ、整然と早苗を植える様子は、「大美和の杜」の新緑に映えてまばゆいばかりの美しい光景です。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・大神神社 御田植祭 2012
 ・大神神社 御田植祭 2010
 ・大神神社 御田植祭 2005
 ・大神神社 播種祭 2012
 ・大神神社 抜穂祭 2012
 ・大神神社 抜穂祭 2009



大神神社 御田植祭1
神職、雅楽士、田長、田作男、早乙女らが斎場に入場し神事が始まる=撮影 2015/6/25 奈良・桜井市三輪


大神神社 御田植祭2
神前から早苗を授けられ、神饌田に苗束を投げ入れる田長ら。苗は5月の播種祭で蒔かれ育てられたヒノヒカリ=撮影 2015/6/25 奈良・桜井市三輪


大神神社 御田植祭3
太鼓の音に合わせ一斉に苗を植える田作男と早乙女(豊年講のみなさん)=撮影 2015/6/25 奈良・桜井市三輪


大神神社 御田植祭4
神前で豊穣の祈りを込めて丁寧に早苗を植える早乙女ら=撮影 2015/6/25 奈良・桜井市三輪


大神神社 御田植祭5
田植えが終わり、田に悪霊や疫病が入り込むのを防ぐため水口に「忌み串」を立てる神職=撮影 2015/6/25 奈良・桜井市三輪


大神神社 御田植祭6
お田植神事を滞りなく終え、神職に続き退場する田長、田作男と早乙女の一行=撮影 2015/6/25 奈良・桜井市三輪

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  1. 2015/06/26(金) 22:47:14|
  2. 6月の祭り/行事
  3. | コメント:0

花便り 久米寺 アジサイ(紫陽花) 2015

雨にぬれて鮮やかに青色さえるアジサイの花

梅雨時のうっとうしい天気によく似合うアジサイ。この時期、湿りがちな気分を和ませてくれる、まさに日本の梅雨の風景を彩る花ですね。

久米仙人の伝説でよく知られる久米寺アジサイの寺としても有名です。花の種類や数は矢田寺には及ばないものの、本堂や多宝塔の裏庭の通路狭しと咲き誇り、訪れる人を愉しませてくれます。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・久米寺 アジサイ(紫陽花) 2013
 ・久米寺 アジサイ(紫陽花) 2011
 ・久米寺 練供養 2015
 ・矢田寺 アジサイ(紫陽花) 2013
 ・岩船寺 アジサイ(紫陽花) 2012



久米寺 アジサイ1
撮影 2015/6/17 奈良・橿原市久米町


久米寺 アジサイ2
撮影 2015/6/17 奈良・橿原市久米町


久米寺 アジサイ4
撮影 2015/6/17 奈良・橿原市久米町


久米寺 アジサイ3
撮影 2015/6/17 奈良・橿原市久米町

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  1. 2015/06/20(土) 12:23:37|
  2. 花便り
  3. | コメント:0

橿原神宮 御田植祭 2015

豊穣を祈って神饌田でお田植えの祭典

毎年6月上旬、広大な橿原神宮域の南西隅にある神饌田で御田植祭が営まれます。当神宮で1年を通してさまざまな祭典で献じられる神饌米用に田植えが実際に行われます。(奈良大和では大神神社の御田植祭がよく知られています→こちら。)

今年は17日、宮司を始め関係者の参列のもとに豊穣を祈った後、神饌田に田男2人が稲苗を植えました。といってもタタミ1畳ほどの面積に植えるだけで、残りは後で田植機を使って完植するそうです。

このあと実りの秋を迎え10月中旬に抜穂祭(稲刈り)、そして11月23日に新嘗祭(新穀感謝祭)が行われることになります。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・橿原神宮 新嘗祭/久米舞 2014
 ・大神神社 御田植祭 2015



橿原神宮 御田植祭1
豊穣を祈って神饌田のお祓い=撮影 2015/6/17 奈良・橿原市久米町


橿原神宮 御田植祭2
田長の指図で黒烏帽子に白装束、長靴を履いた田男2人が、広さタタミ1畳ほどに稲苗を植え付けます=撮影 2015/6/17 奈良・橿原市久米町


橿原神宮 御田植祭3
後は田植機で植えるという神饌田(約30m四方の面積)=撮影 2015/6/17 奈良・橿原市久米町


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  1. 2015/06/18(木) 23:03:39|
  2. 6月の祭り/行事
  3. | コメント:0

大安寺 青葉祭 2015

弘法大師空海の誕生を祝う法要「青葉祭」

空海は宝亀5(774)年に讃岐国(現香川県)で生まれ、18歳ごろに大安寺で仏門に入り、唐に渡って研鑽を積み、帰国後高野山を開いたとされます(大安寺・河野良文貫主談)。

縁の深い当寺では、空海の誕生日とされる6月15日、生誕を寿ぎ法要が営まれます。この季節が初夏の青葉が瑞々しくきれいな時期であることから「青葉祭」と呼ばれています。

本堂外陣の祭壇に二つの稚児大使像をまつります。ひとつは高野紙で作られた稚児大使像(人間国宝・鹿児島寿蔵氏作)で、もうひとつは小さなブロンズ製の像です。読経の後、僧侶についで参列者がブロンズ像に甘茶をかけて誕生日を祝いました。

参拝者に甘茶が振舞われるところなども仏生会(仏誕会)を思わせる法会でした。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・大安寺 光仁会/がん封じ笹酒祭り 2015
 ・大安寺 竹供養/がん封じ夏祭り 2014
 ・大安寺 正御影供・火渡り 2013



大安寺 青葉祭1
二つの稚児大使像を前に読経=撮影 2015/6/16 奈良市大安寺


大安寺 青葉祭2
高野紙で作られた稚児大使7歳像(人間国宝・鹿児島寿蔵氏作)
=撮影 2015/6/16 奈良市大安寺


大安寺 青葉祭3
潅仏盤上に立ち合掌姿の稚児大師像(ブロンズ製)=撮影 2015/6/16 奈良市大安寺

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  1. 2015/06/16(火) 23:49:51|
  2. 6月の祭り/行事
  3. | コメント:0

田原本町(杵築神社) 今里の蛇巻き 2015

麦ワラで作ったジャ(蛇)を担いで練り歩き
  ヒトを巻き込む野神の祭り

400年以上前になる江戸時代の初期から伝わり行われてきたといわれる野神行事(今里町のパンフ)。行事の主役は「頭(カシラ)持ち」と呼ばれる男の子で、数えの13歳から17歳の少年(今年は8名)が務めます。

長さ約18mもあるジャ(蛇)を担いで地区を練り、慶事のあった家々の玄関にジャの頭ごと入って「おめでと~」と祝意を表します。最後は神社境内の野神であるヨノミ(榎)の大木に頭を上にして巻きつけ(「昇り龍」と呼ぶ)、根元の祠に農具ミニチュアと絵馬を奉納し、少年たちの大人への仲間入りを祝うとともに農作物の豊穣を祈ります。

過去の記事に詳しく書きましたので、ここではごく簡単な説明とします。

なお、隣り大字の「鍵の蛇巻き」と同様に、「今里の蛇巻き」も「大和の野神行事」のひとつとして国の記録選択無形民俗文化財に指定されています。他にも下記関連記事の行事などがこれに含まれます。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・田原本町(杵築神社) 今里の蛇巻き 2014
 ・田原本町(杵築神社) 今里の蛇巻き 2013
 ・田原本町(杵築神社) 今里の蛇巻き 2010
 ・杵築神社 今里の蛇巻き 2008
 ・田原本町(八坂神社) 鍵の蛇巻き 2014
 ・田原本町(八坂神社) 鍵の蛇巻き 2013
 ・田原本町(八坂神社) 鍵の蛇巻き 2010
 ・八坂神社 鍵の蛇巻き 2008
 ・新泉 素盞嗚神社 野神祭 2012
 ・田原本町 矢部の綱掛 2012
 ・野口神社 蛇穴の汁かけ祭り・蛇綱ひき 2011



今里の蛇巻き1
ジャの頭持ちとともに長い胴体のジャ体を小学生たちが担いで地区内を練り歩き、慶事のあった家の玄関に入って祝います=撮影 2015/6/7 奈良・磯城郡田原本町今里


今里の蛇巻き2
巡行の途中で突然ジャが暴れだし子供や大人を巻き込みます。ジャに巻かれるとその1年は無事に過ごせるといわれます=撮影 2015/6/7 奈良・磯城郡田原本町今里


今里の蛇巻き3
古くから伝わるワカメの味噌煮を食す少年たち。稲ワラでワカメを
括り味噌で味付けしたもので、懐かしい味がします=撮影 
2015/6/7 奈良・磯城郡田原本町今里

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2015/06/09(火) 21:10:59|
  2. 6月の祭り/行事
  3. | コメント:0
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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