奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

平城京天平祭☆夏2015 高千穂の夜神楽

高千穂の夜神楽 平城京跡に舞う

宮崎県の高千穂地方に伝承されている「高千穂の夜神楽」は、天照大神が天岩戸に隠れた際に岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が面白く舞ったのが始まりと伝えられる民俗芸能。国の重要無形民俗文化財に指定されています。

神楽は33番あるそうですが(高千穂町教育委員会資料)、大極殿前の特設舞台では、夜神楽のダイジェスト版とも言うべき「手力雄(たぢからお)」、「鈿女(うずめ)」および「戸取り」という3つの舞が華やかに笛と太鼓の調べにのって演じられました。

ここでは各舞いにつき1シーンをご紹介します。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・平城京天平祭☆夏 2015 大極殿・朱雀門
 ・平城京天平祭☆秋 2014 朱雀開門儀式・桃股獅子舞
 ・平城京天平祭☆夏 2014 大極殿・朱雀門
 ・平城京天平祭☆夏 2012 平城宮跡
 ・平城京天平祭☆夏 2011 燈花会と花火
 ・平城遷都1300年祭(3) 燈花会と花火 大極殿



天平祭 高千穂の夜神楽1
「手力雄(たぢからお)の舞」  天照大神が隠れている天岩戸を探し当てるため、手力雄が静かに音を聞いたり考えたりする場面=撮影 2015/8/28 奈良市佐紀町


天平祭 高千穂の夜神楽2
「鈿女(うずめ)の舞」  天の岩戸の所在を見つけた手力雄と交代した鈿女が、天照大神を岩屋よ­り誘い出そうと、岩戸の前で面白おかしく軽やかに舞っているところ=撮影 2015/8/28 奈良市佐紀町


天平祭 高千穂の夜神楽3
「戸取りの舞」  髪を振り乱し力みで顔を真っ赤に染めた手力雄命が再登場。怪力で岩戸を持ち上げ岩屋を開けると、天照大神を­象徴する鏡(左端)が現れる。天照を迎え出す勇壮で力強い舞である=撮影 2015/8/28 奈良市佐紀町

スポンサーサイト

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2015/08/31(月) 15:21:49|
  2. 8月の祭り/行事
  3. | コメント:0

平城京天平祭☆夏2015 大極殿・朱雀門

光と灯りのオブジェで彩られた平城京跡

2011年から毎年平城宮跡で開催されている「平城京天平祭」。「光と灯りのアートフェス」と名づけて、今年は8月28~30日の3日間でしたが、あいにく小雨の日・時間帯もありました。盛り上がりはどうだったでしょうか。

訪れたのは初日の夕刻。平常では見ることのできない、ローソクの灯りやミラーボーラーに煌く平城京跡の夜景を愉しみました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・平城京天平祭☆夏2015 高千穂の夜神楽
 ・平城京天平祭☆秋 2014 朱雀開門儀式・桃股獅子舞
 ・平城京天平祭☆夏 2014 大極殿・朱雀門
 ・平城京天平祭☆夏 2012 平城宮跡
 ・平城京天平祭☆夏 2011 燈花会と花火
 ・平城遷都1300年祭(3) 燈花会と花火 大極殿



平城京天平祭1
燈花会@大極殿=撮影 2015/8/28 奈良市佐紀町


平城京天平祭2
光の衣装をまとった天平人が勢ぞろい=撮影 2015/8/28 奈良市佐紀町


平城京天平祭3
光のオブジェ 「未来の門」(右)と「過去の門」に朱色に彩られた朱雀門=撮影 2015/8/28 奈良市佐紀町

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2015/08/31(月) 10:55:33|
  2. 8月の祭り/行事
  3. | コメント:0

元興寺 地蔵会万燈供養 2015

揺らめく燈明が石仏を照らす万燈供養

なら町の一角にある真言律宗の寺、元興寺は世界文化遺産 「古都奈良の文化財」 のひとつ。毎年8月23、24日の両日、各界の名士奉納による揮毫行燈に包まれた本堂(極楽堂、国宝))で、追善供養・無病息災の祈願法要が行われます。

その後、境内浮図田(ふとでん)にて塔婆供養と万燈供養が営まれます。おびただしい数の石塔や石仏の前に祈願を墨書した灯明皿が並び、夕暮れに火が灯されると幽玄の世界が広がります。

24日には 「音と光のマンダラ」 と称する特別法要が行われます。禅室南側より僧侶の声明と尺八・筝曲(大月一正氏ら)のコラボの奉納。燈明に照らされた浮図田に和の響きが流れました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2016
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2014
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2012
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2011
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2010
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2009
 ・元興寺 地蔵会万燈供養 2006



元興寺 地蔵会万燈供養1
浮図田を行道して石仏を供養巡拝する辻村泰善住職ほか僧侶=撮影:2015/8/24 奈良市中院町


元興寺 地蔵会万燈供養2
おびただしい数の献燈された燈明皿の灯りに照らされた境内浮図田=撮影:2015/8/24 奈良市中院町


元興寺 地蔵会万燈供養3
石仏にそっと寄り添うキキョウの花=撮影:2015/8/23 奈良市中院町


元興寺 地蔵会万燈供養4
「音と光のマンダラ」  僧侶による声明=撮影:2015/8/24 奈良市中院町


元興寺 地蔵会万燈供養5
浮図田に響き渡る「音と光のマンダラ」  声明と尺八・筝曲のコラボレーション=撮影:2015/8/24 奈良市中院町

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2015/08/25(火) 23:04:28|
  2. 8月の祭り/行事
  3. | コメント:0

十津川の大踊り 2015

躍動感あふれる勇壮な盆踊り・大踊り

奈良県南部の十津川では8月の月遅れ盆に盆踊りが集落ごとに広く行われています。このうち、室町時代に流行した風流踊りの流れをくむ「大踊り」が小原、武蔵、西川の3地域に伝承されており、「十津川の大踊」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。

今年も小原の盆踊りを拝見しましたが、降雨の心配から会場は(残念なことに3年前の訪問時と同様)、体育館に変更となりました。もとはお寺の堂内で踊っていたそうです。

当夜の曲目順序の資料には26曲が収載。午後8時に始まり、休憩を挟みながら11時半頃にお開きとなるまで、夜とはいえ蒸し暑い会場で文字通りの熱演が続きました。かつては「徹夜踊り」で、明け方まで踊り明かしたそうです。

なお、戴いた『小原盆踊り歌』(小原踊り保存会編、平成17年3月刊)によれば、大別して「大踊りの部」(6曲)、「口説の部」(11曲)、「踊民謡の部」(15曲)に整理され、合わせて32曲が収載されています。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・十津川の大踊り 2012



十津川小原 大踊り1
動乱の幕末、尊王攘夷の急進派・天誅組の決起から野辺の露と消えるまでの足取りを唄った「天誅おどり」。ゆったりした他の踊りとは異なり、2人1組で扇を頭上にあげて飛び跳ねて交差し、きわめて躍動的。「菊の御旗を ヨイショコショー おし立てて シャ シャ シャン シャ シャ シャン」と、勇壮です=撮影 2015/8/13 奈良・吉野郡十津川村小原

十津川小原 大踊り2
小原の盆踊りの師匠格とおぼしきご婦人。「笠くずし」をはじめ、ほとんどの踊りは扇子を両の手に持ち、ひらりと優雅に繰って踊るのが特徴です(見ていてトテモ複雑)。幾重もの輪となって踊りますが、一般の盆踊りと違って左右への進行はごくわずか=撮影 2015/8/13 奈良・吉野郡十津川村小原


十津川小原 大踊り3
本曲の「大踊り」。円陣でなく方形に並ぶのが特徴。最前列に男の太鼓打ち、2列目にバチ持ち(後半で太鼓に持ちかえ)、その後ろに女性が扇を手に、最後列には切子灯籠が並び、初めはゆったりとしたテンポでその場で踊ります=撮影 2015/8/13 奈良・吉野郡十津川村小原


十津川小原 大踊り4
大踊り」の後半部。セメに入ると太鼓打ちは長い房のついたバチを振りまわし、飛び跳ねながら太鼓を激しく打ちます。これを取り囲んで扇を持った女性は円陣を組み、踊りながら徐々に早まるテンポにつれて輪をを狭めます。笹竹に白・赤・緑の長い房房をつけた切子灯籠持ちは外輪を駆け回り、踊りは最高潮に=撮影 2015/8/13 奈良・吉野郡十津川村小原


十津川小原 大踊り5
踊り納めは「伊勢音頭」。大踊りの熱気を冷ますにふさわしく、ゆったしした扇踊り(写真)と手踊り(扇を帯に挟んで素手で踊る)でお開きとなりました。この後、頭上に吊るされた「ハッポウ(八方提灯)」(本来、やぐらの中心の笹竹の上端に付ける)も取り外され、普段の静寂な山里の、夜更けの姿に戻りました=撮影 2015/8/13 奈良・吉野郡十津川村小原

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2015/08/17(月) 18:47:29|
  2. 8月の祭り/行事
  3. | コメント:0

東大寺 大仏さんの「お身ぬぐい」 2015

1年の埃を落としてお盆を迎える大仏さん

「奈良の大仏さん」と親しまれる東大寺の盧舎那仏坐像(国宝)。7日午前7時、魂を抜く法要の後、大仏さんの全身に溜った埃を落とす 「お身ぬぐい」 が行われました。

年に1度のお盆前の恒例行事。7日は立秋とはいえ、猛暑日続きで蒸し風呂のような暑さ厳しい大仏殿のなか、僧侶、職員や信者ら約150人が白衣に身を包み草鞋履きの姿で汗だくの作業です。ご苦労の甲斐あって大仏さんはスッキリしたお姿になりました。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺 大仏さんの「お身ぬぐい」 2014
 ・東大寺 大仏さんの「お身ぬぐい」 2013
 ・東大寺 大仏さんの「お身ぬぐい」 2012
 ・東大寺 大仏さんの「お身ぬぐい」 2009
 ・薬師寺 お身ぬぐい 2011
 ・唐招提寺 お身ぬぐい 2010



東大寺大仏 お身拭い1
大仏さんの高さ約15m。頭頂部の螺髪(らほつ)に登ったり、お顔に足を掛けようとも、積もりつもった埃をていねいにはたき落すご奉仕のみなさん=撮影 2015/8/7 奈良市雑司町


東大寺大仏 お身拭い2
掌に登って指先も拭き清め=撮影 2015/8/7 奈良市雑司町


東大寺大仏 お身拭い3
指を抱きかかえ1本1本をていねいに清掃。大仏さんの大きさが
よく分かります=撮影 2015/8/7 奈良市雑司町

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2015/08/08(土) 14:52:59|
  2. 8月の祭り/行事
  3. | コメント:0
次のページ

ブログ内の検索

フォントサイズ変更ボタン

文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする

L/Sボタンを押すたびに文字サイズが大きく/小さくなり、設定は30日間保存されます。Mボタンで元のサイズに戻せます。

カレンダー

07 | 2015/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

Copyright © 2013 奈良大和路~悠~遊~ All rights reserved.

最新記事 (10件を表示)

これより古い記事は「月別アーカイブ」や「カテゴリ」からご覧ください。「ブログ内検索」もご利用いただけます。

カテゴリ

1月の祭り/行事 (63)
2月の祭り/行事 (90)
3月の祭り/行事 (76)
4月の祭り/行事 (61)
5月の祭り/行事 (65)
6月の祭り/行事 (56)
7月の祭り/行事 (57)
8月の祭り/行事 (68)
9月の祭り/行事 (40)
10月の祭り/行事 (83)
11月の祭り/行事 (23)
12月の祭り/行事 (82)
新年のご挨拶 (7)
暑中見舞い (3)
季節の風景・春 (69)
季節の風景・初夏 (5)
季節の風景・夏 (6)
季節の風景・秋 (61)
季節の風景・冬 (11)
朝焼け・夕焼け (8)
平城遷都1300年祭 (7)
花便り (91)
大和の古墳 (1)
大和路の石仏・石造物 (6)
慰霊と復興への祈り (4)
月と星 (2)
大和の古社寺 (5)
写真展 (9)
未分類 (1)

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

メールの送信はこちらからどうぞ。名前、アドレス、本文などは公開されません。

お名前:
メール・アドレス:
件名:
本文:

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ