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奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭礼や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

みち草まんだら シモツケ(下野)・ドクダミ(蕺)

<新型コロナの影響を受けて4~6月の祭事はことごとく中止となってしまい、もっぱら“お家で撮影”です。祭事・伝統行事は「密」と縁が切れません。コロナ禍による自粛が長引けば、伝統行事の衰退にもなりかねないと心配です>

今回は庭の片隅に咲いたシモツケ(下野)とドクダミ(蕺)――。

シモツケはピンクや白の小さな花が枝先に集まって、まるで傘のように花を咲かせますね。折からの小雨に濡れてしっとりとした色ぐあいです。和名は栃木県の下野(しもつけ)の国で最初で見つかったことに由来。学名はSpiraea japonicaとありますから、日本とは縁の深い落葉の低木(バラ科シモツケ属)です。

ドクダミ(蕺)は普通に自生する多年草(ドクダミドクダミ属)。いつの間にか庭にはびこっています。一種独特の臭いがあるため、毒溜め(どくだめ)と呼ばれ、これがドクダミになったとか。全草を日干しで乾燥したもの(生薬)は多種の病に効くとされ、そのため十薬(じゅうやく)と呼ばれます。

ドクダミの白色で十字形に4枚開いたものは、花びらではなく苞と呼ばれるもの。花は花茎の先に淡黄色の穂状花弁で、雄しべの先端の葯が密集したものです。

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シモツケ1
撮影 2020/5/31 奈良・生駒市


シモツケ2
撮影 2020/5/31 奈良・生駒市


ドクダミ
撮影 2020/5/31 奈良・生駒市

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テーマ:花の写真 - ジャンル:写真

  1. 2020/05/31(日) 23:21:37|
  2. みち草まんだら
  3. | コメント:0

みち草まんだら コバンソウ(小判草)

道端や荒地にしばしば群生が見られるイネ科のコバンソウ小判草)。いまでは雑草扱いですが、明治時代に観賞用に輸入された帰化植物で原産地は地中海沿岸。

小判に似た花穂が特徴。熟すと黄緑色を帯び、揺すれば擦れあってかすかに音を立てます。財布に入れておけばお金が貯まる?ドライフラワーとして利用されます。近縁種のヒメコバンソウ(姫小判草)は⇒こちら

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 ・野に咲く花たち
 ・みち草まんだら バラ(薔薇) 2020
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コバンソウ Briza maxima
風に揺れ風情のある小判草=撮影 2020/5/28 京都・相楽郡精華町

テーマ:花の写真 - ジャンル:写真

  1. 2020/05/29(金) 17:15:47|
  2. みち草まんだら
  3. | コメント:0

みち草まんだら サルビア ミクロフィラ(ホットリップス)

住宅街を歩いていてときどき見かけ、気になる赤と白のツートンカラーの花。あまり園芸種は撮らないのですが、道ばたの空き地で咲く華やかな花姿にカメラを向けてみました。

調べてみると「チェリーセージ(cherry sage)」と呼ばれる品種の一つ、サルビア ミクロフィラ(Salvia microphylla)でした。チェリーセージの名で出回っているようですが、「ホットリップス(hot lips)」とも呼ばれ、2色咲きの改良品種です。赤と白の割合は気温によって変化します。気温が低い春は白の割合が多く、高くなると逆に赤の割合が多くなるというおもしろい品種でシソ科の宿根草。原産はメキシコの高地とあります。

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 ・みち草まんだら ハナイカダ(花筏)
 ・みち草まんだら バラ(薔薇)



サルビア・ミクロフィラ1
撮影 2017/5/17 奈良市中町


サルビア・ミクロフィラ2
撮影 2017/5/17 奈良市中町

テーマ:花の写真 - ジャンル:写真

  1. 2020/05/27(水) 17:20:30|
  2. みち草まんだら
  3. | コメント:0

みち草まんだら キンラン(金蘭)・ギンラン(銀蘭)

なかなかお目にかかれないラン科(キンラン属)の花――キンランギンラン。やっと見つけた雑木林の自生地で、春の開花のころ毎年のようにウロウロ探しまわらねばなりません。花は全開せず、半開き状態のままがほとんど。ギンランキンランよりやや遅く開花します。

キンランは絶滅危惧Ⅱ類(VU)(環境省のレッドリスト 2007年)に登録され、いまや貴重な花です。発芽や生育には菌類(菌根菌)と樹木根の複雑な生態系に関係し、人工栽培はきわめて難しいとことが知られています。移植しても育ちませんので、自然のままにそっとしておきましょう。

★身近に咲く花の写真(ウェブ図鑑)は別のHP 「野に咲く花たち」(⇒こちら)に纏めています。ご参照いただければ幸いです。

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 ・みち草まんだら ハナイカダ(花筏)
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キンラン
キンラン(金蘭)=撮影 2008/5/8 生駒山


ギンラン
ギンラン(銀蘭)=撮影 2008/5/8 生駒山

テーマ:花の写真 - ジャンル:写真

  1. 2020/05/25(月) 21:49:24|
  2. みち草まんだら
  3. | コメント:0

みち草まんだら ハナイカダ(花筏)

生駒山の沢筋を歩いていて見つけたハナイカダ花筏)。葉の真ん中あたりに咲く小さな花なので、葉を筏にたとえて付いた名前だそうです。

ハナイカダ科(旧分類ではミズキ科ハナイカダ属) の落葉低木で、樹高は2mほど。雌雄熱株。葉の中央に1-2個(雌花)または数個(雄花)の花が咲きます。

初めて見たときは「なに、これ!」といった感じ。なかなか見かけない貴重な花です。秋に成る果実は黒っぽくて食べられるそうですが、未食です。

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 ・みち草まんだら シラン(紫蘭) 2020
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ハナイカダ1
ハナイカダの雄花=撮影 2008/5/22 生駒山


ハナイカダ2
若い果実=撮影 2008/6/6 生駒山

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  1. 2020/05/22(金) 14:35:13|
  2. みち草まんだら
  3. | コメント:0
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Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年超の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑です。

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