奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

東大寺二月堂 修二会(お水取り) 松明あれこれ 2011

東大寺二月堂 修二会お水取り) 松明あれこれ

修二会で使われる松明は大小さまざまな種類があるそうです。一般人が目にできるのは限られており、童子さんがそれらを作っているところ、あるいは運んでいる場面くらいでしょうか。これとて作業のスケジュールを知らないことには、なかなかお目に掛かれません。

たまたま見ることのできた松明。「松明あれこれ」と題してご紹介します。

なお、12日に上堂する籠松明(11本)、14日の尻つけ松明(10本)、この日以外に上げられる大松明(10本)は、初夜の行のため上堂する練行衆の足元を照らす道明かり。そして「お香水汲み」で使われる咒師(しゅし)松明。これらは下の関連記事をご覧ください。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 蜂の巣飾り 2016
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) お香水汲み 2011
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 大中臣祓 2011
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) お松明 2011 
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 初夜上堂 2011
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 松明上堂 2010
 ・東大寺二月堂 修二会(お水取り) 尻つけ松明 2010



松明1
宵御輿(よいのみこし)の松明。7日の日没の行の後、ご本尊が大観音から小観音に交替される「小観音出御」の際、礼堂を照らす松明です。先端に差し込まれた「ケズリカケ」。これは点火をしやすくするため、朴の木の先を薄く削いで花びらのように反り返らせたもの。横から見るとキノコのように見えて美しい。後ろにもう1本立てかけてあります=撮影:2011/3/7 奈良市雑司町


松明2
宵御輿(よいのみこし)の松明を堂内に運び上げる堂童子と小綱(しょうこう)さん達=撮影:2011/3/7 奈良市雑司町


松明3
暁御輿(あかつきのみこし)の松明。7日の午夜(ごや)の行の
途中、今度は小観音が内陣正面に運び込まれる「小観音後入
(ごにゅう)」の際に灯される松明=撮影:2011/3/7 奈良市雑司町


松明4
暁御輿の松明の隣に立てかけられていた松明。何に使うのか尋ね忘れました=撮影:2011/3/7 奈良市雑司町


松明5
達陀松明(だったんたいまつ)の頭部。このあと木の板を薄く削いだヘギが取り付けられます=撮影:2011/3/7 奈良市雑司町


松明6
達陀松明は独特の形です。作業は立て掛けられた籠松明
の下。この松明は12~14日の午夜の咒師作法に続く
「達陀」で使われます。燃え盛る達陀松明が内陣を引き
回され、最後は礼堂に投げ出されるという荒行=
撮影:2011/3/7 奈良市雑司町


松明7
ほぼ出来上がった達陀松明。後は「ケズリカケ」を頭部の全体にわたって差し込む、仕上げ作業を残すばかり。作業途中の達陀松明は3本。食堂の壁面に立てかけられました=撮影:2011/3/7 奈良市雑司町


松明8
加供松明(かくたいまつ)。参籠宿所の入り口に、幣を付け
前に塩が盛られて立てかけられていました。これは練行衆
の上堂に先立ち「三度の案内」に使われる松明。普通は
「チョロ松明」と呼ばれる小さなものですが、籠松明の上が
る12日は特別=撮影:2011/3/12 奈良市雑司町


松明10
祓松明(はらいのたいまつ)。練行衆が参籠宿所入りをした日の夕闇迫るころ、「大中臣祓(おおなかおみのはらい)」の際に咒師を照らす松明。長さは3mほど=撮影:2011/2/28 奈良市雑司町


松明9
食堂の南に立て掛けられた籠松明。直径約70cm、
長さ約8m、重さ70kgにもなるという、通常より
大きな松明。薄く切った松材のヘギを籠目状に編んで
整えます=撮影:2011/3/9 奈良市雑司町


スポンサーサイト

テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2011/03/22(火) 22:36:13|
  2. 3月の祭り/行事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<東大寺二月堂 修二会(お水取り) 籠松明上堂 2011 | ホーム | 東大寺二月堂 修二会(お水取り) 壇供搗き(2011年)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://pinbokejun.blog93.fc2.com/tb.php/202-6c24d0c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ブログ内の検索

フォントサイズ変更ボタン

文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする

L/Sボタンを押すたびに文字サイズが大きく/小さくなり、設定は30日間保存されます。Mボタンで元のサイズに戻せます。

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年超の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

Copyright © 2013 奈良大和路~悠~遊~ All rights reserved.

最新記事 (10件を表示)

これより古い記事は「月別アーカイブ」や「カテゴリ」からご覧ください。「ブログ内検索」もご利用いただけます。

カテゴリ

1月の祭り/行事 (63)
2月の祭り/行事 (90)
3月の祭り/行事 (76)
4月の祭り/行事 (61)
5月の祭り/行事 (65)
6月の祭り/行事 (56)
7月の祭り/行事 (64)
8月の祭り/行事 (72)
9月の祭り/行事 (42)
10月の祭り/行事 (83)
11月の祭り/行事 (23)
12月の祭り/行事 (82)
新年のご挨拶 (7)
暑中見舞い (3)
季節の風景・春 (69)
季節の風景・初夏 (5)
季節の風景・夏 (4)
季節の風景・秋 (61)
季節の風景・冬 (11)
朝焼け・夕焼け (8)
平城遷都1300年祭 (7)
花便り (98)
大和の古墳 (1)
大和路の石仏・石造物 (6)
慰霊と復興への祈り (4)
月と星 (2)
大和の古社寺 (6)
写真展 (9)
未分類 (1)
花めぐり (1)

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

メールの送信はこちらからどうぞ。名前、アドレス、本文などは公開されません。

お名前:
メール・アドレス:
件名:
本文:

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ