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奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

往馬大社 火祭り 本祭行事 2013

往馬大社 火祭り 本祭行事 2013
  神から授かった聖火を受け渡す一瞬の火の祭典

往馬大社は生駒山東麓に広がる生駒谷と呼ばれる地域の氏神。「往馬の火祭り」(県指定無形民俗文化財)として知られる行事は、お旅所で繰り広げられる「火取り」行事が祭りのクライマックスです。

火取り行事は室町時代から続くと伝えられていますが、起源の詳細は不明とのこと。地域を北と南地区(かつては上座・下座)に分け、各4人の弁随(ベンズリ、古くは世襲であったらしい)が祭り全体を差配します。

地区から選ばれた「火取り」(各1名)が神火の点った火松明を「火出し」から同時に受け取り、7段の石段をどちらが早く下りるかを競います。御供上げ(献饌)の速さ、大松明にゴムシ(御串)を突き立てる速さ――すべてが南北の競争で行われるところから「勝負祭り」の別名もあります。

ここにあげたのとは異なる視点の過去の写真と説明(下リンク先)も併せてご覧戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・往馬大社 火祭り 宵宮行事 2013
 ・往馬大社 火祭りの準備 火きり木神事 2013
 ・往馬大社 火祭りの準備 2012
 ・往馬大社 火祭り 本祭行事 2010



往馬大社 火祭り 本祭1
「神輿渡御前の神事」 4基の神輿が並ぶ拝殿にて、黒装束に赤たすき姿の「火出し」をはじめ「火取り」「脇火」「ベンズリ(弁随)」「各地区役員」らが拝殿で神輿の無事渡御と火取り行事の安全を祈ります 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭2
「神輿渡御」 警護を先頭に各地区の高張提灯、神旗、猿田彦、獅子、楽人、大幣に続き、火松明を担ぐ火出しと介添え、神職、神輿の列。この後をベンズリ、稚児が続き、行列は経室坂を下ってお旅所に向かいます(右端は青竹を持つ警護役) 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭3
「神輿のお練り」 榊を振るベンズリに導かれた神輿(4基)はお旅所庭を威勢よく1周した後、高座に担ぎ上げられます 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭7
「御供上げ」  南北に分れ神輿(4基)にひの御供などの神饌を手渡しで供える速さを競います 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭4
「ゴムシ立て」 各地区から供えられた御幣(8本)を宮司が順に神輿の前で左右に振って奉幣しますが、3本目の御幣に宮司の手が掛かるや否や太鼓が打ち鳴らされ、南北の大松明がマッタシ(松立)により担ぎ出されて立てられます。これに4本のゴムシを突き立てる速さが競われます。今年は北地区(写真)が大差をつけて勝負あり 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭5
「火出し」 高座の後方での緊張をはらんだ火出しの様子。火出し役(壇上に居るため姿は見えず)の差し出す神火をいったん火つけ松明に介添えが採り、火出しの指示によって2本の火松明に均等に首尾よく点火。この直後、火出しが「よしか、よしか、よしか!」と火取り役に声を掛け、南北同時に手渡します 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭6
「火取り」 燃え盛る火松明を受け取った南北の火取りは
7段の石段を飛ぶように駆け下ります。南の火取り(右)
はこのあと勢い余って石段の下で倒れてしまいました 
撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭8.
「ゴムシ着火」 駆け下りた火取りがゴムシのそばを通り抜けるやゴムシに火が移って燃え上がります。マッタシは燃え盛るゴムシを引きずって境内を走り抜ける、あっという間の火の祭典 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町


往馬大社 火祭り 本祭9
「御供のおさがり受け」 火の玉の疾走の興奮が覚めやらぬ内に、神輿は中央の石段を担がれて還御。その後、撤下された御供や松明の燃え殻を授かろうと集まった拝殿下の混雑ぶり。南のベンズリさんが取り出した「ひの御供」にたくさんの手が伸びます。その奥では赤たすきの脇火から燃え残りの「麻殻(おがら)」を手渡しで貰っています 撮影:2013/10/13 奈良・生駒市壱分町

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テーマ:祭り/イベント - ジャンル:写真

  1. 2013/10/20(日) 20:53:45|
  2. 10月の祭り/行事
  3. | コメント:1
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・奈良県北部在住の男性です。1300年超の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
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