奈良大和路~悠~遊~

奈良大和路の祭や伝統行事、四季折々の風景を 写真で綴るフォトブログです。大和は国のまほろば、神や仏に近しく 奥は深くて おもしろい!

花便り 長谷寺 冬牡丹・蝋梅 2018

寒風からわら帽子で守られ、けなげに咲く長谷寺冬牡丹。寒牡丹と異なり、若く青い茎に葉がついています。数は少ないけれど、咲く花の少ないこの時期に参拝者の目を愉しませてくれます。

一方、半透明でツヤのある花びらが蝋細工のようなロウバイ(蝋梅)は、柔らかな冬の日差しにキラキラ輝いていました。

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 ・花便り 長谷寺 冬牡丹 2014
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 ・花便り 長谷寺 牡丹 2013
 ・石光寺 寒牡丹 2011



長谷寺 冬牡丹・蝋梅1
撮影 2018/1/25 奈良・桜井市初瀬


長谷寺 冬牡丹・蝋梅2
撮影 2018/1/25 奈良・桜井市初瀬


長谷寺 冬牡丹・蝋梅3
撮影 2018/1/25 奈良・桜井市初瀬

テーマ:花の写真 - ジャンル:写真

  1. 2018/01/29(月) 12:06:02|
  2. 花めぐり
  3. | コメント:0

桃香野八幡神社 弓始祭 2018

月ヶ瀬の景観が眼下に広がる高台。そこに鎮座する桃香野八幡神社では毎年1月20日前後に新成人男子を主役とする弓始祭が斎行されます。まずは神社石段下に設けた斎場で祭典。祝詞奏上に続いて宮司が天・地・北・南・東・西・的に向けて矢を射ます。使う弓は桑の木製、矢はヨモギ製。神事が終わると、神社の鳥居下に移動します。

新成人となった男子のうち2名が本年は参加。新成人は居並ぶオトナ衆(6人)、自治会長・副会長、氏子役員(3人)、宮司が見守るなか弓打ちの儀式に臨みます。地域成員としての仲間入り儀式であるとともに、地域の安全隆盛・子孫繁栄などを祈願して行われる伝統行事です。

射る矢は27本の決まりですが、数の意味は不明とのこと。その年の参加新成人の員数で割って各自の本数が決まります。今年は2人なので、14本と13本ずつ。約70m先の的を狙いますが、何しろ初体験の射的とあって、県弓道連盟の副会長(N氏)の手ほどきを受けました。構えの練習はするものの、射的は練習なしで本番です。

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 ・桃香野八幡神社 弓始祭 2016
 ・桃香野八幡神社 秋祭り/お渡り・能楽奉納 2016
 ・花便り 月ヶ瀬梅林 梅 2017
 ・花便り 月ヶ瀬梅林 梅 2014



桃香野八幡神社 弓始祭1
天・地・北・南・東・西、最後に的を射る宮司=撮影 2018/1/21 奈良市月ヶ瀬桃香野


桃香野八幡神社 弓始祭2
オトナと射手はともに弓を3度頭上に掲げて拝する作法で受け渡し(右端は弓射法の指導者N氏)=撮影 2018/1/21 奈良市月ヶ瀬桃香野


桃香野八幡神社 弓始祭3
オトナ衆、役員らが注視するなかで射的=撮影 2018/1/21 奈良市月ヶ瀬桃香野


桃香野八幡神社 弓始祭4
一般の遠的(60m)よりも距離がある的をめがけて矢を射る
新成人=撮影 2018/1/21 奈良市月ヶ瀬桃香野

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  1. 2018/01/23(火) 12:18:16|
  2. 1月の祭り/行事
  3. | コメント:0

吉祥草寺 茅原のトンド 2018

元日から2週間に及ぶ修正会の結願(14日夜)に行う茅原のトンドは、今年で1,318回目となる由緒ある伝統行事。大和の代表的な左義長として国選択・県の無形民俗文化財に指定されています。

世襲の火付け役(承仕師=しょうじし)が仏前の燈明から採火した火を雌雄一対の大松明に放ちます。修験者が般若心経を唱え法螺貝の音が鳴り響くなか、凄まじい熱気を放って燃え盛り、やがて崩れ落ちる大松明。除災招福・五穀豊穣・国家安穏などを祈願して行われる宗教行事です。

過去に解説をあげましたので、重複を避けますが、そちらをご覧いただければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・吉祥草寺 茅原のトンド 2015
 ・吉祥草寺 茅原のトンド 2014
 ・吉祥草寺 茅原のトンド 2012
 ・吉祥草寺 茅原のトンド 2010



吉祥草寺 茅原のトンド1
修験者の先導で火つけ松明入場=撮影 2018/1/14 奈良・御所市茅原


吉祥草寺 茅原のトンド2
陣笠を被り裃姿の承仕師(しょうじし)が、まずは雄の松明(西側、玉手地区)に点火。今年の恵方(南南東)に火を点けます=撮影 2018/1/14 奈良・御所市茅原


吉祥草寺 茅原のトンド3
ついで雌松明(東側、茅原地区)の恵方から点火=撮影 2018/1/14 奈良・御所市茅原


吉祥草寺 茅原のトンド4
大勢の参詣者が取り巻くなか、燃え盛る2本の大松明(向かって右:雄松明、左:雌松明)=撮影 2018/1/14 奈良・御所市茅原


吉祥草寺 茅原のトンド5
雄松明の方が先に崩れ落ちました=撮影 2018/1/14 奈良・御所市茅原

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  1. 2018/01/15(月) 19:13:18|
  2. 1月の祭り/行事
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広陵町 広瀬天神社 綱打ち 2018

曽我川の左岸に位置する広瀬の天神社。新年に行われる伝統の綱打ちは、水害を防ぐために始まったと伝わります。「天神社の綱打ち」として広陵町民俗文化財に指定。

氏子さんは南側(広瀬・杉ノ木地区)と北側(田中地区)のふた手に分かれて作業を行います。訪れたとき、南側の組はすでに午前中に終えていました。北側では田中公民館の前から綱打ち(稲わらを綯って綱を編む)を始め、編み上がるころに先端は神社の北入口に到達。長さ約100mにも及びます。

勧請綱は完成すると、年男(今年は戌歳の少年一人)を中にして輪状に巻きます。塩、米、お神酒で清めたあと、天神社の北側から始まって西側の樹木間に綱を掛け渡します。午前中に南地区が鎮守の杜の南から堤防側(東側)に掛けた綱と併せると約200mの長さの綱で神社の杜を囲んだことになります。たいへんな作業です。

このあと神事はありませんが、割拝殿で立ったまま簡単なつまみとお神酒で直会が行われました。なお、綱打ちに関し北組と南組との交流はないようでした。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・広陵町 広瀬天神社 綱打ち 2014
 ・明日香・栢森 綱掛神事 2011
 ・明日香・稲渕 綱掛神事 2011



広瀬天神社 綱打ち1
長さ約100mにもなる大綱。明日香の稲渕、栢森の勧請綱の長さに勝るとも劣らない?=撮影 2018/1/7 奈良・北葛城郡広陵町広瀬


広瀬天神社 綱打ち2
年男の少年を中にして大綱をゆったりと巻きあげたあと、塩・米・神酒で清めます=撮影 2018/1/7 奈良・北葛城郡広陵町広瀬


広瀬天神社 綱打ち3
境内の外回りにある大木に綱を掛け渡す氏子さんたち。綱(蛇)の頭部はアキの方角(今年は南南東)に向けて固定=撮影 2018/1/7 奈良・北葛城郡広陵町広瀬


広瀬天神社 綱打ち4
北側境内入り口に掛かる綱部分(目障りになる電線を消去してあります)。左右に藁房、その内側に小縄の下がりが3本。それぞれに松枝が7、5、3個ずつ下がります。まさに七五三縄(しめなわ)。南側入り口にも同様の飾りが付きます=撮影 2018/1/7 奈良・北葛城郡広陵町広瀬


広瀬天神社 綱打ち5
神社の西から眺めた鎮守の杜=撮影 2018/1/7 奈良・北葛城郡広陵町広瀬

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  1. 2018/01/09(火) 12:53:16|
  2. 1月の祭り/行事
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大和神社 御弓始祭 2018

邪悪を払い新しい年の平穏と豊穣を願う弓打ち神事
 ――大和神社の新春恒例の御弓始祭です

拝殿で神事を行ったあと、まずは鏑矢(かぶらや)を射る「蟇目(ひきめ)の儀」。穴の開いた矢先が「ヒュー」と乾いた音を響かせて空を切り、いかにも邪気を払う気が満ちます。ついで宮司、氏子役員、地元中学の弓道部員が射手を務めました。

そのあと鎌倉時代の武家の「弓始め式」にならった「百々手式(ももてしき)」(小笠原流)が披露されました。男女5人ずつ2組(前弓・後弓)に分かれ、それぞれ矢を2秒間隔ほどで次々に放ちます。敵に攻撃の隙を与えずに連続して攻撃する手法です。もすこし詳しい説明は過去(こちら)にあげました。参照して戴ければ幸いです。

関連記事(当管理者の関連写真記事へのリンク)
 ・大和神社 御弓始祭 2011
 ・大和神社 御弓始祭 2010
 ・大和神社 御弓始祭 2007



大和神社 御弓始祭1
拝殿に参進する、烏帽子に直垂姿の県弓道連盟の諸氏=2018/1/4 奈良・天理市新泉町


大和神社 御弓始祭2
典雅な所作の「紐さばき」(県弓道連盟副会長)。蟇目の構えをとるまでの一連の動きも厳格な古式の作法=2018/1/4 奈良・天理市新泉町


大和神社 御弓始祭3
蟇目の構え=2018/1/4 奈良・天理市新泉町


大和神社 御弓始祭4
「これより、百々手式を執り行うべし!」と奉行(左)より下知=2018/1/4 奈良・天理市新泉町


大和神社 御弓始祭5
後弓(男性の組)による“連射” ―― 3番の射手が矢を放った直後で、女性組の顔前あたりに、放たれた矢が見えます=2018/1/4 奈良・天理市新泉町

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  1. 2018/01/06(土) 21:22:45|
  2. 1月の祭り/行事
  3. | コメント:0
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プロフィール

Author:なわじゅん
・奈良県北部在住の男性です。1300年超の歴史に根ざす奈良大和の人々の信仰に支えられてきた神事・仏事や祭り、伝統行事、民俗を主に紹介しています。
・写真をご利用希望の方はメールフォーム(下段)からお問い合わせください。

次のHPも運営しています。
「野に咲く花たち」――身近に咲く花、高山に咲く花の写真、野草のウェブ図鑑

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